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Shokzへのブランド変更、そして新フラッグシップ機「OpenRun Pro」発表

投稿日2022年1月16日

 2021年度末に骨伝導ヘッドホンの雄・AfterShokzが「Shokz」へブランド名を変更するというニュースがあったのは前回の記事でもちらっと紹介していたが、まさか新ブランド名への移行早々に旧AfterShokz時代のフラッグシップ機であるAeropexに代わる新フラッグシップ機を発表してくるとは思いもよらなかった。

 ……AfterShokzの年末大特価福袋を会社の上司や同僚に勧めた矢先にこれとは、何か言われんだろうな(笑)

Shokzブランド第一弾にして新フラッグシップ「OpenRun Pro」とは

 これまでShokz(旧AfterShokz)のフラッグシップ機として君臨してきた「Aeropex」に代わる新たな骨伝導ヘッドホンのフラグシップ機として発表されたのが、Aeropexより約2年半の期間をかけて開発が進められたというこの「OpenRun Pro」。

 OpenRun Proは1月10日よりクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」で出資を募り始めたが、開始5分で目標金額である50万円を達成したとのことからもその注目度の高さが窺える(ちなみにクラウドファンディング自体は2月21日まで継続中)。

 私は現在までに AIR、Aeropex、AS801+ABT01、OpenMove、OpenComm の計5種類のShokz製骨伝導ヘッドホンの面々を愛用してきているが、発表されたスペックを見る範囲では、このOpenRun Proは個人的にはかなり欲しいスペックに仕上がっていた。

品番 S810 電池 リチウムポリマーバッテリー
Bluetooth Version Ver.5.1 バッテリー駆動時間 最大10時間
周波数特性 20Hz~20KHz バッテリー待機時間 最大10日間
周波数帯域 2400MHz~2483.5MHz 充電電圧 5V±5%
スピーカー感度 105±3dB 充電時間 約1時間(急速充電対応)
マイク特性 -38dB±3dB バッテリー容量 140mAh
マイクタイプ デュアルノイズキャンセリングマイク 防水規格 IP55
無線通信距離 約10m(障害物無し) スピーカーインピーダンス 8.5Ω±20%
対応プロファイル A2DP, AVRCP, HSP, HFP 重量 29g
充電タイプ マグネット端末 保証期間 2年間
  • Shokz TurboPitch™ より深みのある低音再生を実現
  • オープンイヤーデザイン 快適性と安全性の確保
  • セキュアフィット しっかりフィットする安定感で人気のネックバンド
  • 急速充電、5分の充電で最大1.5時間利用OK。最大10時間の長持ちバッテリー
  • デュアルノイズ・キャンセリングマイク搭載で通話にも対応
  • Shokzアプリ初登場!イコライザや設定変更に対応
  • Aeropexと比較して20%の小型化を実現
  • IP55防塵防水。高い耐久性と信頼感で定番のある防水性能

 OpenRun Proのスペックは上記の表通り。例によって青文字はAeropexとのスペック比較で優れている点、赤文字が劣っている点となる。

 基本的にはさすがは新ブランド名での1st骨伝導ヘッドホンにして新フラッグシップ機と言うべきか、Aeropexと比較して全体的に魅力的なバージョンアップがされている。

 第9世代となる新テクノロジー「Shokz TurboPitch」による深みのある低音再生や、Aeropexと比較して20%の小型化及びボタンのサイズアップなども大きな魅力だが、中でも個人的に特筆すべきはやはりバッテリー駆動時間と急速充電への対応。

 OpenRun Proのバッテリー駆動時間はAeropexの最大8時間から2時間増加して最大10時間の駆動が可能に。これは私のように丸一日ロングライドするような人間にとってはまさに福音とも言える改良点。
 ロングライドのような使い方でなく、毎日の通勤などの日常使いでも単純計算で1日2時間使用しても月曜から金曜まで十分持つため、週一の充電で事足りるようになったのも大きい。

 対してバッテリー容量や防水規格、重量など、Aeropexと比較してスペック的に劣る点も。バッテリー容量は駆動時間自体はAeropexよりも優れているため特に問題ではないし、重量もほんの3gの微々たる増加なのでさして気になるレベルではない。
 しかしながら、防水規格が「完全防塵・約30分の水没への耐性」のIP67から「防塵・突発的な雨などの水分への耐性」のIP55に落ちてしまったのは、私のようにロードバイクなどアウトドアで使用する場合にはわずかだが不安要素になるポイントに感じた。

スマートフォンから機能性設定・確認を可能とする専用アプリの用意は文字通り神機能

 上記スペック以外の大きな特徴として、OpenRun ProはShokz史上初のiOS・Android用アプリが用意されており、これまでは本体のマルチファンクションボタンで設定していた各種機能をスマートフォンから画面を確認しながら設定できるようになった。

 正直言ってAeropexまでの設定、特にマルチポイントやイコライザの設定は面倒で分かりにくかったので、それらが可視化して行えるというのは使い勝手の面で大きな進化点と言える。
 またファームウェアアップデートもアプリ上から行えるとのことなので、専用アプリの用意はユーザーにとって非常に大きなメリットになる。

駆動時間 or 防水性能どちらを優先するかで変わる、OpenRun ProとAeropex

 新フラッグシップとして発表されたOpenRun Proだが、前フラッグシップ機であるAeropexも継続して販売される模様。そのためユーザーには上位機種としてふたつの選択肢がある形に。

 細かな違いは色々とあるが、大まかには

  • 音質・通話性能
  • 駆動時間
  • 防水性能

上記3つが大きな選択ポイントとして挙げられるが、あくまで個人的には骨伝導ヘッドホンにはその用途や特性上過剰な高音質は求めていないため(もちろん音質が良いに越したことはないが)、

  • 連続10時間という駆動時間重視ならOpenRun Pro
  • IP67という完全防塵・30分までの水没耐性ならAeropex

という選択・棲み分けができると思う。さらに私のようにAeropexなど他の骨伝導ヘッドホンを既に所有し使用しているのなら、これまで使用してきたAeropexに加えて新発売されるOpenRun Proを入手し、それらを通勤などの普段使い用とアウトドア・スポーツ用などに区別して使い分けることで、骨伝導ヘッドホンの寿命を延ばすことにも繋がると思う。

……実は使い分けに関しては既に行っており、とにかくロングライドなど汗をよくかくスポーツなどに使用していると、外装のシリコン素材が結構汗で汚れたり変色したりするので。
 これは使用後は必ず除菌ウェットティッシュで汗拭きしていても経年劣化で必ず発生してしまうものなので、起きるのは仕方がないにしても、さすがに通勤で使用するものが妙に汚れているとちょっと(見栄的に)嫌なので…

 ただ、約2年使用し続けているAeropexは、かなり外装の汚れが目立ち内部構造もちょっとガタが来ているものの、使用する分には何も問題がなく、音質にも変化無しという抜群の耐久性を見せてくれている。
 これが有線のイヤホンだと優先部分の劣化・断線などが起きてもおかしくない年数なので、そう考えるとShokzの骨伝導ヘッドホンの耐久性は疑いようもなく抜群だと分かる。

総評:Aeropexを持っていても欲しいOpenRun Proは、日常使いはもちろんアウトドアが趣味な人には特にお薦め

 基本的には大部分でAeropexから順当進化を果たし、新フラッグシップの名に相応しい仕上がりになっているOpenRun Pro。通勤などの日常使いを兼ねている人にはもちろん、そのバッテリー駆動時間からアウトドアでの長時間使用を考えている人には是非お薦めしたい。
 前述したように防水性能がAeropexのIP67からIP55にランクダウンしたのは事実だが、正直AeropexのIP67という防水性能が圧倒的なだけで、IP55の防水性能で不満を思えるようなシチュエーションはほぼないはず。

 初めての骨伝導ヘッドホンを考えている人にも当然お薦めで、やはりこれまで築いてきた実績に裏打ちされたShokz(旧AfterShokz)のブランド名の信用と信頼性は、骨伝導ヘッドホン初心者にとって何よりの価値だと思う(具体的には保証期間や製品性能の形で)。

 ただ、敢えて追加のデメリットを挙げるなら、新フラッグシップに相応しくその価格もフラッグシップという点か。

 OpenRun Proは直販価格23,880円(税込)、GREEN FUNDINGでの早割で20,298円、現在既にSOLD OUTとなっている超早割で19,999円(Aeropexと同等額)という、いずれも約2万円台の価格設定で、当然ながらShokzブランドの他のどの骨伝導ヘッドホンよりも高価。

 ただ、これまでShokzの骨伝導ヘッドホンを使い続けてきた身としては、このスペックを有する新フラッグシップ機ならば、まあまあ妥当な価格帯だとは感じる。正直2万円以下に抑え込んでくれていれば文句無しの神価格だったが、それはさすがに言いがかりだと自覚できる(笑)

 今回ブランド名を刷新し、新フラッグシップ「OpenRun Pro」の発表でさらなる骨伝導ヘッドホンの選択肢の幅を広げてきたShokz、これからも骨伝導ヘッドホンの雄として期待し、注目していきたい。

 あと改めて、OpenRun Pro超欲しい。

 年末の散財&自分と家族の医療費さえなければ……なければ……

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