【2021年】物欲満足ベストバイ TOP10 をまとめてみた【物欲の末路】
2021年は世間的にはコロナで、個人的には病気に怪我に身内の緊急入院、極めつけは大晦日の交通事故と厄年の名に相応しい最悪極まりない1年ではあったけど、そんな中出会えた素晴らしいツール・ガジェット類も多数存在した。
残念ながら夏を越えた辺りから畳みかけるように降りかかった数々の災厄に翻弄されてしまい紹介が滞っているものも多数存在するが、それらを含めて2021年度の当サイト的ベストバイTOP10を選定し、紹介してみようかと。
第10位:ネスカフェゴールドブレンド スティックコーヒー 100P
個人的にはインスタントコーヒーと言えばネスカフェゴールドブレンド。ブレンディも悪くないし飲んでもいるが、やはり軍配はゴールドブレンドに上がる。これはそんなゴールドブレンドのスティックタイプ。
お湯でないと溶けにくいというデメリットはあるものの、手軽にベスト配合なゴールドブレンドを飲むことができる。私はこれを会社に常にストックして楽しんでいる。
スーパーなどの一般的な店舗で販売されているのは22pのものだが、この100pならば1本あたりの単価がそうでなくても安い上に、Amazonのタイムセールやプライムデーなどを利用すれば価格はさらに安価となり、その上私のように定期的に消費しているならば「定期おトク便」で購入すれば下手すると1,200円前後で購入可能という圧倒的なコストパフォーマンスも魅力(通常価格は2,380円なので約半額)。
ちなみに水での溶けやすさを重視する場合は圧倒的にブレンディの方が良い。あくまで個人の好みであってブレンディも決して悪くないので、こちらもお薦め……と言うか、私は両方ストックしてその日の気分に合わせて飲んでいる。最高。
W19.1cm x H16.5cm x D12.4cm / 950g
第9位:Amazon Fire TV Stick 4K Max
Amazon Fire TV Stick 4K の最新版である「Amazon Fire TV Stick 4K Max」。これは自分用ではなく、最近足が悪い上に心臓も悪化して頻繁に出歩けなくなった母親用に購入したもの。
……だったが、まぁ使ってみればこれはかなり良い。これまでFire TV Stickの噂は知っていたがこれほどとは思わなかった。レビューではこの最新版は旧Verよりもさらに動作・反応が抜群に良くなっているらしく、実際使用してみてもストレスは一切感じないほどに快適。正直自分用にもかなり欲しくなってきた。
惜しむらくは見放題を謳うAmazon Prime Videoが、実は有料番組が結構あって本当の意味での見放題ではなかったという点だが、これはPrime VideoだけでなくNetflixなども見れるので、今後不満があるようならそちらを検討してみようかと。
ちなみにこれはAmazon BLACK FRIDAY に、定価6,980円のところを3,980円という驚異の大特価で購入した。新製品なのにこんな価格設定で本当に儲け出るのか疑いたくなるレベルだったが、Prime Videoが実は有料方法が多いと事実を知ってちょっと納得。それで金取る算段か……
映像:4K Ultra HD、HDR、HDR10、Dolby Vision、HLG、HDR10+ オーディオ:Dolby Atmos
ストレージ:8GB メモリ:2GB プロセッサ:クアッドコア 1.8GHz
第8位:RYOBI トリマー MTR-42
自分のDIYをワンランク上へと引き上げてくれた、今年購入したDIY系アイテムのフェイバリットがこのRYOBI MTR-42。
トリマーの存在もトリマーでできることも以前から知識としては知っていたが、まさかこれほどまでにできることの幅が広がり、かつDIY欲を高めてくれるとは思いもしなかった一品。
リョービのトリマーの中ではいわゆるエントリー向けに分類される入門機だが、上位機種に当たるTRE-40などよりも後発に当たるため、機能面でも大きな差は無く扱いやすさなども優れているのが利点。ただその分、上位機種とそれほど価格差も無かったりする。
実際の使用感としてはトリマー初心者でも特に問題無く使用できるレベルには仕上がっており、トリマーとしての最低限の使用方法さえ遵守しておけば、特別堅い木材でもなければ妙な振動やブレなどを感じること無く作業できる。
レビューなどで散見されるビット高の調節機構については、上位機種のTRE-40などに採用される昔ながらのビス留めによる調節機能の方が利便性が高いとも言われるが、実際に使用してみた感じMTR-42の本体回転式の調節機構でも特に不満は感じなかった。
ここら辺はどちらが良いかでは無く、あくまでも個人の好み、これまでの経験や慣れに大きく左右される部分だと思う。
これは楽天のスーパーセールを狙い手持ちのポイント使い切って購入。実売価格はAmazonでも楽天でも大体9,000円~10,000円の間ぐらいなので、ポイント含めて一番お得なサイトで購入するのが吉。
ちなみにリョービの電動工具類は現在では京セラインダストリアルツールズに譲渡されており、市場に出回っている元リョービの電動工具類はロゴが「リョービ」と「京セラ」のものが混在している状態とのこと。リョービ好きだったのに……残念。
第7位:AfterShokz OpenComm
これは購入したものではなく、レビュー用サンプルとして提供を受けたものだが、テレワーク用として2021年は非常に猛威を振るったためにここで再度ご紹介。
骨伝導ヘッドホンの雄・AfterShokzの誇る通話特化型の骨伝導ヘッドセット「OpenComm」はコロナ禍によるテレワークのためにあると言っても過言ではないほどに、テレワークに最適化された骨伝導ヘッドホン。
AfterShokzのフラグシップ機であるAeropexにもマイクは搭載されているが、これは角度調節可能なブームマイクが搭載されることでより通話機能が洗練されており、かつAeropexベースのために音質面でも妥協がないという、まさに一分の隙もない仕上がりとなっている。
数少ない欠点としては、通話機能特化のためのブームマイクが仇となり通勤やスポーツなどの使用には向かないこと、通話には(人にもよるかもだが)必須のミュート機能が非常に使いにくいことが挙げられるものの、それ以外の不満点がほぼ見当たらないので、テレワーク用のヘッドセットを探しているなら候補のひとつとして非常にお薦め。
余談だが、AfterShokzは昨年末に当たる2021年12月29日にブランド名を「Shokz」に変更したとのこと。製品の展開や品質には影響ないとのことなので、これからの展開にも期待大。
Bluetooth5.0 IP55防水設計 連続再生時間:16時間 重量:33g
保証期間:2年間長期保証(※要代理店登録)
第6位:Amazon Basics モニターアーム類
複数ディスプレイ使いの理想にして到達点。それがモニターアーム。モニターアームと言えばエルゴトロンが定番中の定番かつ鉄板だが、今回は諸事情にてAmazon Basicsのモニターアーム類を複数個購入。
Amazon Basicsとは言ってもエルゴトロンのOEMなので、品質的・性能的には基本同等品というのは有名な話。異なる点はカラー展開と保証期間。
あとエルゴトロン純正の追加延長アームなどは使用は可能だが、カラーの違いから違和感があるなどぐらいで、そこら辺さえ許容できればAmazon Basicsの方が普段価格でも若干安価に、何かしらのセールともなればかなり安価に購入可能。
今回はAmazonのタイムセールを狙い、シングルモニターアーム(エルゴトロンLXシングルのOEM)のブラック2点セットを1セットと、
壁掛けタイプのシングルモニターアームを購入し、トリプルディスプレイ環境の構築に成功した。基本的に増加したテレワーク用として構築した環境だが、プライベートでもまぁPC作業の捗ること捗ること……モニターアーム最高。
ただ壁掛けタイプのモニターアームは、言うまでもなく壁面強度には要注意。うまく間柱にビス打ちしないと途轍もない惨劇に見舞われる羽目になりかねないので……
対応ディスプレイサイズ:14インチ~32インチ 耐荷重:2.3kg~11.3kg
対応ディスプレイサイズ:14インチ~32インチ 耐荷重:2.3kg~11.3kg
第5位:Logitec USB3.2(Gen2)接続 4BAY HDDケース LHR-4BNHUC
8年前に購入したドスパラのHDDケースがそろそろ限界を迎えそうなので、その代替品として選定・購入したのがロジテックの4BAY HDDケース LHR-4BNHUC。ひと言で言うと、USB3.2(Gen2)接続 10Gbps高速通信超最高。
これまで使用していたドスパラのHDDケース DP-9153が8年前の年代物ということもあり、その快適さは比較にならない。
搭載HDD数こそ5台から4台に減少したが、1台当たりの最大容量が14TBまで対応するので、最大14TB×4台の56TBまで増設可能という凄まじさ。
唯一の欠点はRAID機能を一切持たない、本当に単なる外付けHDDケースという点だが、これは最初から分かった上で購入していれば特に欠点にはならないし、常用ではなく月一などのバックアップ用途として使用する場合にはRAID機能はむしろ邪魔とも言えるので、機能・デザイン共に正に個人的にはベストバイなHDDケースだった。
第4位:Nintendo Switch【有機ELモデル】
後述する第1位をゲットするまで、正直もうこれが2021年のベストバイでも良いんじゃないかって思えるほどに毎日活用しまくっているのが、このみんな大好きNintendo Switch。購入したのはもちろん最新版の有機ELモデル。
旧型と比較的して性能的には大差ないため、既に旧型を所有している場合買い換える意味は薄いが、まだSwitch未所持ならば有機ELモデルはかなりお薦め。
携帯モードで使用する場合、液晶モデルの旧型と比較してやはり発色は抜群に良いし、画面サイズも若干向上しているので視認性が良い。
有機ELの弱点とされている画面の焼き付け問題も、発生しないわけでは無いが通常使用の範疇ならばほぼ気にする必要無しということが有志らの様々な検証の結果判明しているとのこと。
本来ならここのランキングにはPS5が入っていても良かったが、PS5は発売から1年が経った今でもまともな方法では入手できないほどに品薄状態が続いており、魅力的なPS5専用ソフトも少ないことから個人的にはPS5は失敗ハードと判断。ここから巻き返せるだろうか……
第3位:EIZO FlexScan EV2795
テレワーク対策としてデュアルで使用していたディスプレイを一気に刷新したが、その際に選定したのがこのEIZO FlexScan EV2795。既にレビューしている通りかなりの出費となってしまったが、それに見合う快適性と満足感を与えてくれた、2021年のベストバイ第3位にしてトップクラスのコストがかかった一品。
27インチWQHD(2,560×1,440)ということで、それまで使用していたフルHDの23インチよりも実際の物理サイズ・解像度共に巨大になったため、最初は慣れるまでに結構手間取ってしまったが、一度慣れてしまえばこのサイズはかなり使い勝手が良く、もはやフルHDには戻れない。
30インチ以上の4Kディスプレイや、最近流行のウルトラワイド湾曲モニターなどにも心惹かれる部分があったが、さすがにあまりにデカいものは物理的な設置スペースの関係で断念。スペースさえ確保できれば、湾曲モニターにも挑戦したい……
保証期間5年間(使用時間30,000時間) 無輝点保証6ヶ月
第2位:REALFORCE R2 R2-JP4-BK
2021年ベストバイ第2位は、既にレビューにも挙げているキーボード界の頂点の一角として今更説明不要なブランド、REALFORCEのR2 R2-JP4-BK。愛用していたLogicoolのメカニカルキーボードのチャタリング問題を機に買い換えを決断した。
実のところ打鍵感自体はこれまで使用していたLogiのK840 MECHANICALの方が好みだったし、デザイン的にも軍配が上がる。何よりそのフローティング構造のメンテナンス性が最高レベルで文句なしだった。
その点REALFORCEのキーボードは良くも悪くも昔ながらの「The・キーボード」。デザインセンス的にはイマイチだし、構造も昔ながらのものなので、メンテナンス性もそれほど良くない。
しかし、キーボードに求められる正確性と堅牢性に関しては、REALFORCEに圧倒的な軍配が上がる。物理的にチャタリングが発生しない静電容量無接点方式を採用したキー構造は、スコスコとしてメカニカルに慣れた身では多少物足りなさを感じるのは否めないが、それを補って余りある作業の快適性・効率性を提供してくれる。
現在では念願の無線(Bluetooth)に対応したR3モデルが発売されているREALFORCEだが、残念ながらREALFORCE初の無線のためか反応性等に問題が生じているようで、当初は無線式が発売されたらすぐにでも買い換えるつもりでいたが、今のところはちょっと様子見に移行中……
第1位:Amazon Echo&SwitchBotシリーズ
2021年ベストバイ文句なしの第1位、それは今流行のスマートスピーカーの一種であるAmazonデバイスのEchoシリーズ及び、自宅の家電類をスマート化してくれるSwitchBotシリーズ。
本来ならこれらは別々にレビューしようと考えていたが、年末の厄災続きで時間が取れなかったこと、そしてこれらは相互接続してまとめて使用することでその真価を発揮するため、まとめて第1位として紹介することに。
前々から興味があったAmazon Echoシリーズだが、11月末にあったBLACK FRIDAYにて第9位で紹介したAmazon Fire TV Stick 4K Maxと同様に信じられないレベルでの激安セールがされていたため、思わずEchoシリーズの入門機であるEcho Dotを2台、そしてSwitchBotのハブミニを購入してみた。
まずはEcho Dotだが、これは新型の第4世代に当たるタイプだが、定価5,980円のところセール特価2,980円という約半額で購入した。
型落ちの旧型機ならまだしも、新型をこの価格で放出とはAmazonの正気を疑うレベル。まぁこうして一気に自社スマートスピーカーを普及させて業界を牛耳ろうという戦略なのは何となく見て取れるが、それにしても大した剛胆さだ……
しかしAmazonのこの自爆気味な戦略は少なくとも私には効果抜群だったようで、EchoとSwitchBotの魅力に取り憑かれてしまった結果、
年末にはEchoシリーズの一種で8インチディスプレイ付きのEcho Show 8を2台購入。これも1台買うともう1台が実質無料という理解不能なレベルのセールに乗じて購入した。
さらにはSwitchBot公式サイトで福袋セールをやるという情報を聞きつけ……
SwitchBotシリーズも追加でドドンと購入してしまった……内容はこれらの製品から5点をランダムで、という風に聞いていたので同じ製品が重複してないか不安だったが、その辺はちゃんと選りすぐって各1種類ずつにしてくれていた模様。
SwitchBot公式サイトでの決済にはクレジットも使用できたが、どちらかと言うと海外ベースな雰囲気だったので多少の不安もあったが、いざ届いてみるとこんな可愛らしいおまけが同梱されていてちょっとほっこり。
正直EchoシリーズもSwitchBotシリーズも現在弄りまくっている最中なのでまだ詳しくレビューできる段階ではないが、Echoはとにかく話してて面白い。便利なだけでなく、たまに的外れなトンチンカンな返答があるところも逆に良い。
SwitchBotシリーズは現在は単に照明やエアコンのオンオフ程度にしか使用できてないが、様々な機器の組合せやシーンの登録次第で大化けする可能性が高く、とにかく触っていて楽しさMAXなのが第1位に選定した理由でもある。もう私の中では、
2021年はマイホームスマート化元年
だと位置付けられてる。ああ、こうして夢の22世紀に近づいていくのかと思うと感無量だ……
サイズ:W100 x H 100 x D89mm / 328g
スピーカー:2.0インチ x2 サイズ:W200mm x H130mm x D99mm / 1,037g
総評:最後の最後にEcho & SwitchBot が全部持って行った感がある2021年物欲祭り
2021年は厄年だったけれど、色々なツール・ガジェット類と出会いもあった年だった。しかし思い返せば、やはり11月から12月末にかけてのAmazon EchoシリーズとSwitchBotシリーズに最後の締めくくりとして全部持って行かれた感が強かった。
それほどまでにインパクト最強のスマートホームデバイス類恐るべし。
現在我が家のスマートホーム化に向けて絶賛大ハマり中なので、今後もしばらくはEchoとSwitchBotを弄りまくる日々が続くとは思う
しかしあまりにこうしたデバイス類の利便性に傾倒し過ぎるのも好ましくない傾向だというのは持論として持ってはいるので、便利な部分、どうしても外せない部分だけを見極めてうまくアナログとデジタルのバランスを取りつつ、共存の道を探していこうかと。
この歳になると、古き良き時代、アナログの素晴らしさも何となく身に染みてくるものなのですよ……