物欲の赴くままに欲しがって購入して使ってレビューの、自由気ままな欲望全開ブログ

NOSTALGIC TRAIN プレイ&攻略レビュー

投稿日2018年6月27日

 Steam にて 6 月 13 日に発売されたウォーキングシミュレーターゲーム「NOSTALGIC TRAIN」。発売前より各パトロン型クラウドファンディングサイトにて制作費補助を得つつ個人制作されたということで話題のゲームで、ひと目見るなり一気に惚れ込んでしまったぐらい、事前情報では高い完成度を誇っていた。

 事前情報と評価、そして2,000円という低価格も相まって発売後即座に購入に至った NOSTALGIC TRAIN だが、やはり最近の忙しさゆえに即プレイとはいかなかったものの何とか時間を確保して一気に攻略出来たのでレビューでもしてみようかと。

 とは言え NOSTALGIC TRAIN のストーリーモード「旅の終わりに二つのゆらめき」は集中して取り組めばわずか数時間で終わってしまう程度のボリュームなので、あまり詳細なレビューはイコールネタバレに繋がりかねないため、今回のレビューはゲーム内の舞台となった「夏霧」を自由に歩き回れるフリーモードを中心に、全体的な感想を簡単にまとめる程度にしようかと……

ある夏の日の小さな田舎町で、失った記憶を辿っていく物語

 NOSTALGIC TRAIN の本編ストーリーやシステムは、極めて単純明快で基本的に一本道。加えてボリュームも数時間程度でやり込み要素などは一切なしだが、「フリーモード」ではひたすら自由に夏霧の田舎町の中を歩き回してその美しいグラフィックを堪能できる。

 NOSTALGIC TRAIN の魅力は、個人制作とは思えない程に緻密に作り込まれたその美しくも、「昭和の田舎町」を見事に再現した懐かしさを感じさせるそのグラフィック。

 見よ、ゲームのスタート地点となる「夏霧駅」の見事なまでの「昭和の駅」の再現度!

 ちなみにこれ見て「うわっ、懐かしい!」と思ったヤツは間違いなく昭和生まれのオヤジだ(笑)

 夏霧小学校。さすがにこのレベルの古い校舎はリアルじゃ廃校跡ぐらいでしか見たことない。でも通っていた小学校は低学年まで木造校舎で、学期末の大掃除で床の油引きとかやってたな……

 いくら緻密なグラフィックとは言ってもやはり草木に極限まで近づくとアラも見えるが、逆に言えばそうしてアラ探ししないと気にならないレベルのグラフィックなのは本当に素晴らしい。一体どれだけの労力が必要だったのだろうか……

 しかも天候も晴れから曇り、そして雨へと変化する。それも 結構頻繁に。

 フリーモードでは町中に青い光の球が至る所に落ちており、触れると昭和の豆知識「夏霧メモ」が読める。ある意味ではこれがやり込み要素になるのか……?

 ……というか 純喫茶の意味初めて知ったwww

 山道より夏霧の町を一望。本当に細かく作られているのが分かる。

 藁葺き屋根の民家。これは 21 世紀の現在でもまだ少数ながら現存しているな……実物を見ることは稀だけど。

 駐車しているのはもはや現在社会では稼働しているのを見ることはない、時代の遺物オート三輪。モデルは恐らくマツダのK360 かと。

 夏霧駅にあるポスターや運賃表もしっかりと作り込まれている。驚いたのはここ夏霧駅が終点駅ではなかったこと。普通こうした舞台は終点であることが多いのに、結構意外だった。

 もちろん電車にも搭乗可能。NOSTALGIC TRAIN はそのタイトル通り本編ではこの電車が重要な役割を担っており、何度も乗ることになる。本当に何度も……

 電車内部。しっかりと田舎っぽさが出ていて GOOD。最近の JR や私鉄ではどこも綺麗かつ洗練されたデザインの車両ばかりで、よほどの田舎を走る電車でないとこうは行かない(← 褒め言葉)。

 電車には普通に乗ることはもちろん、視点を切り替えて走行を楽しむこともできる。

 また電車は乗るだけでなく、線路の上を最初から最後まで歩くことも可能。そう、

 たとえ電車が走行中であっても。

 接触してもグロ画像と共にゲームオーバー → コンティニューにはならず、そのまま電車に押されるだけなので、これを利用して快適な電車(外)の旅を楽しむことも可能。

 これはこれで 思ったより快適な旅が楽しめるwww

 しかしこんなお馬鹿な楽しみ方、開発者は果たして想像していただろうか……

 ちなみに電車はプレイヤーが乗らずとも一定時間で走行を繰り返すので、こうして学校の校庭などから走行中の電車を眺めることもできる。

失われつつある日本の田舎の懐かしさに癒やされ、そしてほんの少しの切なさを感じて

 最後にゲーム本編「旅の終わりに二つのゆらめき」について少しだけ触れておこうかと。

 最初に言ったように、ゲーム本編は選択肢無し・寄り道無しの一本道で、いわゆるノベル形式に近く、ボリュームもクリアまで 1 ~ 2 時間程度と小さいため、決して「やり応え」のあるゲームではない。
 このゲームは今はもう失われつつある、ある意味ステレオタイプな「日本の田舎」の懐かしい雰囲気を感じ、その中で展開される「私」が失われた記憶を求めていく様子を少しの間眺めている、ただそれだけのゲームだ。

 もちろんこれには賛否両論あり、前評判通りに「名作」の太鼓判を押す意見も多ければ、オープンワールドと言うにはあまりに小規模で不満という声も多いし、ストーリー展開にもやはり好みが分かれている。

 ただ個人的には、ゲームと言えばアクションやファンタジー、シューティングなど「熱いゲーム」ばかりが横行している中で、こうした良い意味で小さくまとまったゲームは逆に新鮮で心に響いた。

 ネタバレは差し控えるが、ゲーム内で「私」が失われた記憶を求めていくそのストーリーが少し切ない系のもので、これがまた個人的に心の琴線に触れる内容だった。
 何に感動するか、何を懐かしいと感じるかはもちろん人それぞれなので、一概にこの「NOSTALGIC TRAIN」の世界観や物語が「良い」とは言い切れないだろうが、少なくとも自分にとってこのゲームは時間を割いてプレイして良かった、十分にそう思えるものだった。

 私はその昔「AIR」とか大好き人間だったので、この世界観はリアルに懐かしさを感じた(笑)

 思えばあれから軽く 15 年以上経つのか……

 この度「NOSTALGIC TRAIN」に手を出したのは、もちろんゲーム自体にひと目惚れしたというのも大きいが、それに加えて一度 Steam を体験してみたかったという理由もあった。
 その点「NOSTALGIC TRAIN」は価格も 2,000 円とリーズナブルで、まさに初 Steam 体験にはうってつけなゲームチョイスだった。

 もし少しでも「NOSTALGIC TRAIN」に興味がある、あるいは Steam を始めようと思っている人がいれば、是非お薦めしたいと思う。趣味が合わないなら仕方が無いが(笑)

Sponsored Link
ブログランキング・にほんブログ村へ
Sponsored Link

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です