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【別名】聖剣伝説3新難易度「ノーフューチャー」に挑んでみる【鬼畜モード】 

投稿日2020年10月20日

 10月14日にアップデートにより追加された新難易度「ベリーハード」と「ノーフューチャー」。正直聖剣伝説3のアップデートはないと思っていただけに、今回のアップデートは聖剣ファンとしては何よりの朗報……というわけで、

 早速挑むはこの世の地獄、訪れぬ未来「ノーフューチャー」

 ちなみに「ベリーハード」と「ノーフューチャー」の違いは「縛り」の有無。敵の強さ自体は両難易度共同じだが、「ノーフューチャー」には以下の制限が存在する縛り強制プレイとなる。

  • 「強くてニューゲーム」からしか選択できず、レベルはリセットされてゲームスタート
  • 一部のアビリティが装備不可能
  • アイテムの使用数が一回の戦闘で3個までとなる
  • ボス戦に時間制限がある

 かいつまんで言うと、アビリティとアイテム使用数に制限がかかるだけで、他は基本的に「ベリーハード」と一緒。レベルはリセットされまた1からのプレイとなるが、装備品やアイテム類はクリアデータから引き継げるため、最初からそこそこの強さでプレイ可能。
 またゲーム途中で他の難易度から「ノーフューチャー」にすることはできないが、ゲーム途中で「ノーフューチャー」から他の難易度への変更は可能。

 縛りプレイと銘打つ割には内容は結構緩く、ボス戦に時間制限が発生するとはいえ正直そんな脅威とは思えない、悪く言えば今時のゆとり坊や達のヌルいゲームスキルに合わせた、そこそこの緊張感を楽しむだけのモードという感がしてならない。
 しかしこちとら今は老いたりとは言え、遙か昔「聖剣伝説 Legend Of MANA」で初出だった破滅と絶望の難易度「インフェルノ」と「ノーフューチャー」の悉くを制覇してきた、いわゆる「聖剣ガチ勢」の一員だった身。

 そんな栄光の過去を築き上げてきた私にとっては少々物足りないが、しかしゲームは懐古に浸る年寄りではなく今を生きる若者がメイン対象で然るべき。当然難易度も今の若者に合わせる必要があるのも理解している。
 Legend Of MANAを思い出させる懐かしの難易度「ノーフューチャー」を実装してくれたのは素直に嬉しいので、格の違いを見せるのも老兵の責務のひとつと思い、昔を懐かしみつつサクッとクリアしてみましょうかね……そう、

 そう舐め腐っていた時期が私にもありました。

 何これ。ガチやんけ。

 これゲーム前に「ノーフューチャーに挑む前に装備品やアイテム類をできる限り集めておくこと推奨」ってあるけど、あれ嘘やん。「周回プレイで装備品とアイテム類コンプ&カンスト必須」が前提やん……マジで。そんなん聞いてへんで。聞いてへんけど、

 執拗な周回プレイで全キャラの装備&アイテムフルコンプしといて本当に良かった。

 ……というわけで、甘く見てたらラビやマイコニドに囲まれて鏖殺必須の超難易度「ノーフューチャー」、紙装甲と化した最強装備類を手にいざ推して参るっっっ!

「ノーフューチャー」に挑む前の下準備がクリアの成否をガチで分ける

「ノーフューチャー」は「強くてニューゲーム」からしか選択できないため、アニス打倒後のセーブデータが必須となる……がただ単にクリアしたデータだけでは、はっきり言って準備不足甚だしい。

 まずはアニスを打倒したセーブデータで、できる限りの準備を整える。それが「ノーフューチャー」攻略の最大のカギ。というか挑むための最低条件と言っても良い。もし怠ると最初のフィールドの雑魚で詰む。

各クラスの最強装備&アイテム類を可能な限り集めておく

 まずは基本にして最低限の準備、それが「装備品」と「アイテム類」の収集。「ノーフューチャー」はアビリティに装備制限はあるものの、武器防具は最初から引き継いだものを自由に装備可能。またアイテム類も使用個数に制限はあるものの全アイテムが自由に使用可能。よってするべきは、

  • 「ノーフューチャー」で選択するキャラの最強装備類を確実に全種類コンプしておく
  • 集める最強装備は「クラスごと(レベルごと、光・闇ごと)」の最強装備
  • アニスの禁城で入手可能な「マナ・ブレス」「マナ・リング」は人数分揃えておく
  • 種類(特に???の種と虹色アイテムの種)は可能なら99個集めておく
  • ブラックマーケットで有用な回復アイテム、マジックアイテム類を99個買い揃えておく

となる。私のように周回プレイしまくって全キャラ・全クラスの装備品コンプ済みのデータがあるなら特に問題無く「ノーフューチャー」に挑めるが、そうでないなら「ノーフューチャー」で選択する予定のキャラの最強装備品が入手できるように周回プレイしたりする手間と時間がかかってしまう。

 クラス1~2、光と闇各クラスの装備品は店舗で購入可能だが、クラス3以上の最強武具を揃えるためには「虹色アイテムの種」が必須となる。
 しかも「ノーフューチャー」で虹色アイテムの種を使用すると、同名の装備でもより性能の良いものが入手できるとあるので、わざわざ「ノーフューチャー」の強い敵から集める手間を省くためにも99個集めたデータで持ち越したい。

 そのために活用したいのが、アニスの禁域の聖都ウェンデルのマップ。上記のマップ中央の最も広い場所には、

 プチドラゾンビ×3とパワーホルダー×1がおり、こいつらは???の種及び虹色アイテムの種を含む各種を結構な頻度でドロップするため、「ドロップアップ」「ドロップアップⅡ」と「エンカウントアップ」のアビリティを装備して、

 戦闘開始早々全体必殺技や魔法で秒殺。

 その後左側通路に移動すると、ここにもプチドラゾンビ×1がいるので、同じく秒殺する。後は部屋と通路をグルグル回ってこれを繰り返せばかなりの速度で各種がバカスカ貯まっていくので、ここでの種集めはかなりお薦め。
 また最終ダンジョンの敵なので経験値とルクの入りも非常に良く、種を集めている内にレベルもカンストしているはず。「ノーフューチャー」はレベルリセットだがルクは持ち越しなので、稼いでおくに越したことはない。

 ちなみに右側の通路にも敵はいるが、こいつらは虹色アイテムの種を落とさないので、相手をしていると時間の無駄のため無視してOK。

 他にも効率的に種集めが可能な場所はアニスの禁域内にいくつかあるが、このウェンデル内がアニスの禁域入口(最初の女神像がある場所)にも戻りやすく、レベルがカンストしていない状態でも比較的戦いやすいため一番お薦め。

ノーフューチャー限定アビリティ「聖剣の導き」「聖剣の導きⅡ」を活用する

 ノーフューチャーでは装備可能なアビリティに制限があり、具体的には「サボテンソウル」や「漆黒の力」などの超強力なアビリティは大体使えなくなっている。
 その代わりノーフューチャー限定アビリティとして「聖剣の導き」と「聖剣の導きⅡ」のふたつのアビリティが追加されており、これらと他に使用可能なアビリティ類を都度適切に組み合わせることが攻略への鍵となる。

「聖剣の導き」はひと言で言うと「自分が操作しているキャラ以外が無敵になる」アビリティで、ノーフューチャー攻略において必須中の必須と断言できるアビリティ。
「無敵になる」という説明だけ聞くと非常にチートくさいが、ノーフューチャーはこれがないと詰みかねないほどの殺意満点の難易度なので、遠慮無く使い倒すつもりでいかないとボス戦はおろかザコ戦で心が折れる羽目になる。

 ひとつ下の難易度に位置づけられているベリーハードも、敵の強さ自体はノーフューチャーと同様のためガシガシと味方がやられていくためすぐに天使の聖杯を使い切る事態に陥るが、こちらはアイテムを使用しても消費しなくなるアビリティ「マナの奇跡」で対応できる。

 ただ「ノーフューチャー」は3個しか天使の聖杯が使えないものの、味方が「絶対に死なない」ため、いくらでも囮に使ったり、防御力度外視で攻撃力底上げアビリティ山積みして特攻化も可能なため、どちらの方が難易度的にマシかは微妙なところかも知れない……

 もうひとつのノーフューチャー限定アビリティ「聖剣の導きⅡ」はバトル勝利時に味方全員のHPを100%回復するというもので、既存の強力アビリティ「闇の力」に似た効力を持つ。
 しかし「聖剣の導きⅡ」は「バトル勝利時」、「闇の力」は「バトル開始時」と発動タイミングが異なり、ノーフューチャーではこの差が結構効いてくる。

 要は「聖剣の導きⅡ」はバトル勝利時に発動する=そのバトル自体には意味の無いアビリティなので、ボス戦などの場合は外して別のスキルと入れ替えておく方が吉の場合が多い、連戦が多くなるザコ戦用のアビリティと言える。

「聖剣の導き」はほぼ常駐前提のアビリティに対し、状況に応じて他のアビリティと入れ替えて活用する「聖剣の導きⅡ」をうまく利用することで、ノーフューチャーの攻略が多少なりとも容易になる。言い換えれば、

 これらのアビリティを使用せずに挑んでこその真のノーフューチャー。

 いや、そんなマゾな真似絶対にしませんけどね……今回は。

ノーフューチャーに挑むに最も相応しいパーティー編成は

 ノーフューチャーでは敵の攻撃力がチートな状態なので、ボス戦なら大体1~2発、ザコ戦でも2~3発受ければ即天使の聖杯使用コースになってしまう。が、未操作キャラについては「聖剣の導き」を装備している限り無敵状態で活動できるという他の難易度にはないメリットがある。これらを踏まえた場合、

  • ケヴィン
  • デュラン
  • シャルロット

 あたりが適している。攻撃力なら強力な魔法が使用可能なアンジェラも良いが、ノーフューチャーでは消費MPをゼロにするアビリティ「闇の力」が使用不可かつアイテム使用数が3回に制限されているため、アンジェラでは火力を出し切れない。
 その点ケヴィンとデュランなら物理攻撃力で延々と力押しが可能かつ、シャルロットのセイバー系魔法全体掛けでダメージの底上げも容易となる。

 しかもデュランは敵から狙われやすくなるアビリティ「挑発」で敵の注意を引くことができるため、自操作キャラへの被弾が若干だが軽減できるのも魅力。

 ただまぁ今回は、

 趣味優先で挑んでみようかと。アンジェラのMP対策は別に考えることとして、基本はデュランの攻撃力便りで進め、状況に応じてデュランの「挑発」とアンジェラの敵から狙われにくくなるアビリティ「隠密」で可能な限り被弾を避けつつ魔法での弱点連撃を狙ってみようかと。

基本は攻撃特化・防御無視。ザコもボスも被弾ゼロ前提のプレイスタイルで臨む

 ノーフューチャーは「聖剣の導き」があるため未操作キャラが無敵状態になるものの、自操作キャラが死ぬのは変わらず。しかもアイテム使用回数が3回まで=生き返れるのは3回までのため、防御や回復を疎かにするわけにもいかない。しかしながら、

 いくらレベル1からの再出発とはいえクラス1状態での最強装備持ち越し状態にも関わらず、そこらのザコ敵のごく普通の一撃で受けるダメージでHPの50%を軽く削り取られるのがデフォなのがノーフューチャー。
 よって基本「敵の攻撃は喰らったら死ぬ」無被弾プレイを前提として、全てのザコ・ボスの攻撃パターンやモーションを事前に把握し、確実な回避スキルを身につける必要がある。

 そうでなければボス戦など秒殺待ったなし、ザコ戦でもあっという間に全滅の憂き目に。さすがにザコ敵からも一撃死をもらうぐらいに防御力を無視するのも問題だが、基本的には防御力を犠牲にして攻撃力を底上げする「アタッカー」などのアビリティをうまく使用して敵を即時殲滅することで被弾を減らすスタイルがノーフューチャーには合っている。

 特に今回の編成のように「隠密」持ちのアンジェラと「挑発」持ちのデュランがいる場合、デュランを未操作キャラにして「挑発」と「アタッカー」を持たせた上でセイバー系の魔法で弱点を突けるようにすれば、死ぬ心配なく結構な活躍を見せてくれる。

クリア困難なら遠慮無くレベル上げ&クラスチェンジで対応する

 ノーフューチャーがいくらクリア困難な難易度とはいえ、さすがに最初の頃は慣れさえすればそれなりにサクサクと進めることができるようになる(死なないとは言ってない)。

 最強装備持ち越しなら、適正レベルで挑んでもさすがに通常攻撃での一撃死は避けることができるし、爪系のアイテムをきっちり用意しておけば初期から弱点を狙った攻撃も可能なため、それなりの緊張感を持った戦闘を楽しむことができる。

 しかし風の回廊あたりから、ボス戦の難易度が目に見えて変になってくる。

 きっちり攻撃パターンを把握し、モーションから次の攻撃を予測して確実な回避による被弾ゼロを目指さなければ、適正レベル程度では文字通りの秒殺地獄が待ち受ける。弱点を突いたゴリ推しもここら辺からほぼ通用しなくなる。

 どうしてもクリアできない。そういう時は遠慮無くレベル上げ&クラスチェンジ。

 ノーフューチャーに挑む前の周回プレイで、クラスチェンジ後の装備などはきっちりと揃っているはずなので、クラスチェンジすれば単純なステータスアップに加えてクラスチェンジ後の最強装備による攻撃力&防御力の大幅な底上げが期待できる。

 しかし、そうしたプレイが何となく卑怯に感じる……そんな人もいるかもしれないが、心配には及ばない。

 その程度では難易度:鬼畜は変わらない。一撃死が二~三撃死に変わるだけ。

 よってどうしてもこの先もう少し精神と心臓に優しいプレイを望むなら、最初に風のマナストーンを訪れた時点でクラス3へのクラスチェンジをすれば、さすがに難易度は結構下がってくれる。
 クラス3へのクラスチェンジ条件はレベル38以上&専用アイテムだが、アイテムは既に所有しているはずだし、レベル上げについてもサボテン君さえコンプしてればスタンプ特典による経験値3倍効果があるので、それなりに根気よく挑めばレベルも何とかなるはず。

 風の回廊のツェンカーちゃんはまだいいが、あまり適正レベル&クラスでのクリアに拘るとこの次に控える幽霊船のゴーヴァ戦でマジで詰みかねない(レベル上げはできるがクラスチェンジできない)ので、プレイスキルにどうしても自信が持てないようなら大人しく風のマナストーンでクラス3になっておきたい。

 心の平穏、マジ重要。余計なストレス抱え込まなくていいし(笑)

 ただ、クラス3の恩恵もいいとこ神獣戦まで。神獣戦ではクラス3状態で適正レベル+10でもこの世の地獄を見る羽目に。しかも強力な全体攻撃があるため、「隠密」+「挑発」の囮作戦も効き辛い。

 結局最後の最後に必要となるのは、状況に応じた最適なプレイスキル。

 そういう意味では、アクションとしては真っ当な難易度なのかもしれないなノーフューチャーは……

 取り敢えず良い意味でも悪い意味でも、やり応えという面では超格段にアップした聖剣伝説3の新難易度「ノーフューチャー」。
 一応全クリア(アニス打倒)までは血反吐を吐きつつやり通すつもりなので、またちょくちょくと攻略内容をアップしていこうかと……。


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