実に 15 年ぶりにシステム手帳の中身を刷新してみた
最近仕事のスケジュール管理の方法をまとめ直す関係で、超久々にシステム手帳を使用してみようと思い立った。手帳自体はいつも通勤用の鞄に忍ばせていたが、実際に使用するのは大学卒業以来になるので実に 15 年ぶり。
一応これまでも旅行先でのスタンプ押しやちょっとしたメモ書きで使用したことはあったが、それでもここ 10 年は開いた覚えがないというぐらいに使っていなかった代物だ。
ただモノ自体は結構気に入っており、中身のリフィルなどを入れ替えさえすればまだまだ十分に使用に耐えうる状態だと確認できたので、本当に久しぶりにシステム手帳の整理・刷新を行ってみた。
2003 年から時間の停まったリフィル類の入れ替え
システム手帳内のリフィル類、特にカレンダーやスケジュールリフィルは 2003 年 3 月を最後に完全に放置していたため、完全に入れ替えることに。
カレンダー&スケジュールリフィル
それでは、まずはカレンダーから確認。
まさか 20 世紀のカレンダーがそのまま残っていようとは。
これは大学入学時にこのシステム手帳を購入した時に付属していたもの。いくらもう無用の長物とは言っても廃棄するには惜しいため、別途購入しておいたリフィルファイルの方に移して保管することに。
新カレンダーはレイメイ藤井のダ・ヴィンチポケットサイズリフィルから「2018~2019年下敷きカレンダー」をチョイス。
ダ・ヴィンチポケットサイズリフィルには「2018年~2021年 4年カレンダー」もあり、こちらの方が価格も若干安価だったが、来年 2019 年の天皇陛下退位による祝日などの変更の影響がありそうだったので、あえてこちらをチョイス。
2019 年以降、新天皇即位に合わせて年号や祝日などが確定したら、改めてこの 4 年カレンダーを購入する予定。
次はスケジュールリフィル。スケジュールリフィルはある意味システム手帳でメインとなるリフィルで、学生の頃からダ・ヴィンチのリフィルを使用してきたので、今回もダ・ヴィンチのものを採用。
学生の頃は毎日の講義やアルバイト、そして 4 回生時には博物館実習のスケジュールを週単位で組んでいたため、日付や曜日、祝日や六曜があらかじめ記載された「週間-3」というウィークリースケジュールリフィルを使用していたが、今回は週間ではなく月間で、日付は入っているが曜日は未記載の「フリーマンスリースケジュールB」をチョイス。曜日や祝日は自分で記入。
「フリーマンスリースケジュールB」は見開きで1ヶ月分を表示できるため毎月の予定をひと目で確認できるが、反面予定の書き込み欄が小さいというデメリットがある。これを補うために、
こうしてメモリフィルを1枚外して、
マンスリースケジュールリフィルの間に挟み込むことで大きなメモスペースを確保。ちなみにメモリフィルのパンチ穴には切れ込みを入れているため、リングを開放せずとも簡単に着脱可能なようにプチ改造している。
ちなみに週間スケジュールフィルである「フリーウィークリースケジュールB」は最初からこの片側スケジュール・片側メモ形式になっている。
今回はリフィル類を購入した文具店ではフリーウィークリースケジュールBは売り切れだったため、フリーマンスリースケジュールBの方を購入したが、結果として今の自分の使い方だとこっちの方が合っていたかと。
アクセサリーリフィル:リフィルインデックス
システム手帳に付きもののリフィルインデックス。これもシステム手帳購入時に付属していたもののままで随分とくたびれていたので、気分を入れ替えるためにも刷新。
チョイスしたのはやはりレイメイ藤井のダ・ヴィンチから「カラーインデックス(4 区分)」。
カラーだが透明色なので重なった部分を妨げずに見ることが可能で、タイトルシート付きで自由に区分可能と使い勝手の良いインデックス。
ちなみにダ・ヴィンチのインデックスには縦型インデックスと横型インデックスがあるが、ペンホルダーに搭載したペンとの干渉を考えた場合、横型インデックスの方が邪魔にならずにお薦め。
しかし縦型インデックスは横型よりも多く区分分けできるものもあるので、そこら辺は用途や好みに合わせて取捨選択するのが良いかと。もちろん縦型・横型同時使用でも問題ない。
アクセサリーリフィル:広域鉄道路線図
これもシステム手帳には付きもの、しかし必要かと言われれば正直必要ではないリフィルの代表格がこの鉄道路線図。今じゃあスマホとかでいくらでもリアルタイム検索できるしね……
これもまた 1999 年当時のものなので取り払っても全然問題ないのだが、せっかくなのでこれも一緒に刷新することに。
チョイスしたのはやはりレイメイ藤井ダ・ヴィンチリフィルの鉄道路線図。
ダ・ヴィンチの鉄道路線図には全国主要都市の鉄道を網羅した「全国鉄道路線図」と「全国地下鉄路線図」、そして首都圏・関西・名古屋の3大都市の路線を記した「広域鉄道路線図」があるが、今回はその中から「広域鉄道路線図」を選択。
特にこれまで使用した覚えはないのでこれから先も使用するかどうかは非常に怪しいが、まぁ気分ということで……ちなみに鉄道路線の内容は、1999 年の旧鉄道路線図とほぼ変化無し。
まぁ鉄道がそうそう頻繁に変更しても困るから当然か……
アドレスリフィルはそのまま使用継続
アドレスリフィルに関しては、システム手帳購入時付属のものでまだ未使用のものが多く残っており、特に不自由も感じていないため、このまま継続して使用することに。
とは言えさすがに大学時のアドレス類は取り外して別途リフィルファイルへ移行することに。正直アドレスリフィルも携帯電話普及に伴って使用頻度はガタ落ちだったから要らないと言えば要らないが、アドレスリフィルもまたシステム手帳の定番中の定番リフィルなので……
カードホルダーリフィルとファスナーポケットリフィルは除外することに
システム手帳購入時に付属していたカードホルダーリフィルと、手帳購入時に一緒に購入したダ・ヴィンチのファスナーポケットリフィルは、経年劣化のためかなりベタついていたため、残念ながら除外することに。
この 2 点についてはこれまで使用経験がほぼなく、カードホルダーはシステム手帳自体にホルダー機能が備わっていることもあり、完全に不要と判断。とは言えさすがに廃棄はせず、やはりリフィルファイルに移すことに。
刷新完了のシステム手帳との付き合い方を考える
これで中身を 20 世紀当時のものから 2018 年現在のものに刷新完了した、購入してから 20 年近くの付き合いとなる我がシステム手帳。
ちなみにこのシステム手帳は UNION というメーカーの「EXEC」というブランド。現在では既に廃番というかメーカー自体が消滅してしまったため完全に入手不可能な代物なので、20年前の使い古された代物ではあるがそういう意味ではプレミア感ある(笑)
とは言え放置していた期間が約 15 年と長かったため、今回のリフィル刷新でまだまだ十分現役で活躍してくれそうではあるが、果たしてこれからこいつをどう活用していくのかを考えなければ、また放置してしまいかねない。
このシステム手帳を再び利用しようと思い立ったのは今年の 4 月頃で、鞄の中に放置していたのを引っ張り出してチェックしていたところ、ペンホルダーに差し込んでいた多色ペンが破損しているのに気付いたのがコイツの刷新計画の始まりだった。
まずは代わりのペンとしてモノグラフマルチを新たに購入し、続いてリフィル類を買い集めたが、このリフィル類は購入しようと考えていた文具店が5月に大規模なセールを行うのを知り、そこまで購入を控えていたためにシステム手帳の完全刷新が完了が遅れてしまった経緯がある。
時間は掛かったが 15 年ぶりに時間とコストかけて蘇ったマイシステム手帳、掛けた手間暇を無駄にせずにうまく使い倒していこうかと……