見えてきた SC-LX56 のオーディオ機能の欠点【総評】
前々回、前回と SC-LX56 の音楽再生機能についての不満をあれこれと長々書き連ねてきたので、最後に短く簡潔にまとめてみる。
SC-LX56 の各オーディオ機能の不満点と、その付き合い方
今回紹介した SC-LX56 での音楽再生の不満点は、
■ USB メモリでの再生では曲数が多くなるとランダム再生時の選曲速度が遅い
■ ネットワークオーディオだと多少は改善されるが、完璧ではない
複数フォルダーまとめてのランダム再生などはネットワークオーディオでは問題なく行えたので、残った問題は以上の 2 点となる。
多少改善されたとはいえやはりまだどこか不満は残る結果だが、全体としてどうかといえば、SC-LX56 自体には特に大きな不満は残ってなかったりする。
要は SC-LX56 はあくまでも「AV アンプ」であり、音楽専用プレーヤーではない。USB メモリやネットワーク経由で音楽鳴る機能があるだけすごいと考えれば受けるダメージも少ないと最終的に気付いた(笑)
ランダム選曲が遅いという欠点を解決するには、現時点では
- USB メモリに 1,000 曲程度にフォルダ分けして再生
- 専用プレーヤー導入してそれを使う
- 我慢する
以上の 3 点。まぁ我慢といっても全く我慢できないレベルではないので、少し曲間が間延びしている程度に考えればどうということもない(人にもよると思うが)。
あるいは現在ファイルサーバーとして使用している WMP12 を、他のサーバー機能があるソフトウェアに変更すればあるいは改善できるかもしれないので、そちらはまた機会があれば試してみたい。
一番スマートなのはネットワークオーディオ専用のプレーヤーの導入かもしれないが、別途コストがかかるのは避けたいし、何よりこの分野自体がまだまだこれから成長していくであろう分野なので、いつか導入するにしてももう少し様子を見たくはある。
まぁしばらくの間は PC 起動時はネットワークオーディオ、PC 未起動時は USB メモリでの再生でいこうかと。NAS を導入すればそれ一本に絞れるので、そちらも検討候補。
ただまぁ、やはり NAS もコスト高なのがネックだが……残る希望は年末ジャンボか(笑)