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絶妙な容量と価格でコスパ良のAnker PowerCore 10000 PD Redux、徹底レビュー

投稿日2019年9月17日

 10月に友人連中と旅行に行く予定となったため、旅行で使用予定の様々なガジェット類の万が一の際の急な充電に対応するべく、このたび人生初のモバイルバッテリーを選定して購入。

 購入したのはモバイルバッテリーメーカーの雄・Anker(アンカー)の「PowerCore 10000 PD Redux」。

 Ankerには同容量10,000mAh帯のベストセラーモデルとして、2016年発売からのロングセラーモデル「PowerCore 10000」のブラッシュアップVerである「PowerCore 10000 Redux」と、Power Delivery(PD)に対応させた「PowerCore 10000 PD」があるが、今回購入したPowerCore 10000 PD Reduxは、このふたつのモデルの長所を併せ持たせることで誕生した、言わば最新のハイブリッドモデル。

 PowerCore 10000 PD Reduxの最大の魅力は、何と言っても10,000mAhという絶妙なバッテリー容量と4,000円台という絶妙な価格帯が織りなす抜群のバランスによるコスパの良さ。

 今回は旅行に使用することもあって、現地入りしてから不意のトラブルに泣くことが無いように事前にキッチリと使い込んで徹底レビューしていく。

Anker PowerCore 10000 PD Redux スペック確認

 まずはPowerCore 10000 PD Reduxのカタログ表記のスペックの確認から。

型番 A1239011
バッテリー容量
(放電容量/ワット時定格量)
10,000mAh/37Wh
充電時間 約3.5時間(18W出力以上のPD対応USB-C充電器使用時)
約9時間(PD非対応充電器使用時)
出力ポート USB-A×1(PowerIQ)
USB-C×1(PD対応・兼入力ポート)
出力/USB-A 5V=2.4A(12W)
出力/USB-C 5V=3A/9V=2A/15V=1.2A(18W)
合計最大出力 18W
サイズ 106×52×25mm
重量 192g

航空機への持ち込み規制もクリアした10,000mAhという絶妙なバッテリー容量

 PowerCore 10000 PD Reduxの10,000mAhというバッテリー容量は、モバイルバッテリー全体から見るとちょうどミドルサイズ程度の容量となる。
 10,000mAhがどの程度の容量なのかというと、機種にもよるがAndroidやiPhoneなどのスマホなら大体2~2.5回、iPadなどのタブレット端末なら1回程度の充電を可能とする容量で、緊急時の充電用途としてはかなり絶妙なバッテリー容量となる。

10,000mAhはスマホなら約2回、タブレット端末なら約1回の充電を可能にする容量(機種による)

 ガジェット類の充電は常にモバイルバッテリーで行うなら足りないが、充電し忘れや途中で充電が切れそうな時に緊急で使用するという用途でなら十分な容量を持ち、しかもUSB-AとUSB-Cのふたつの端子から複数の機器に同時に給電可能という圧倒的な利便性を誇る。

 また放電容量10,000mAh、ワット時定格量32Whという規格は、航空機へのモバイルバッテリー持ち込み制限をクリアする規格でもあり、

モバイルバッテリー容量 機内持ち込み  預け荷物 
27,027mAh(100wh)以下 制限無し 不可
27,027mAh(100Wh)を越え、43,243mAh(160Wh)以下 2個まで可 不可
43,243mAh(160Wh)を越えるもの 不可 不可

 航空会社により違いはあるが、基本的に2019年9月時点での航空機(国内線)へのモバイルバッテリー持ち込み制限は「27,027mAh(100wh)以下」ならば、制限無しに機内持ち込み可能となっている。
 ちなみにモバイルバッテリー(正確にはリチウムイオン電池)は、バッテリー容量に関わらず預け入れ荷物とするのは全航空会社でNGとなっているため要注意。

 また上記はあくまでも国内線での制限あり、国際線の場合はより制限がシビアになっていることがほとんど。
 例えば国内線なら基本的に制限無しの「27,027mAh(100wh)以下」でも、国際線の場合航空会社によっては許可申請制になっていたりするなど、国内線よりも厳しい制限内容になっている。

 また国内線・国際線いずれの場合も、43,243mAh(160Wh)を越えるモバイルバッテリーは持ち込みも預け入れも不可になっているため、大容量のバッテリーを選択する場合は注意したい。

  • 27,027mAh(100wh)以下のモバイルバッテリーは、国内線なら基本的に持ち込みOK
  • 43,243mAh(160Wh)を越えるモバイルバッテリーは、国内線も国際線も基本的にNG
  • PowerCore 10000 PD Reduxは国内線・国際線両方の基準をクリア

 この点PowerCore 10000 PD Reduxは必要十分の容量を満たし、航空機への持ち込みも難しく考えなくて良い、非常に気軽で手軽な高コスパなモバイルバッテリーとなっている。

 しかし航空機への持ち込み制限は都度変更される可能性があるため、利用する航空会社が発表している最新の公式情報をチェックして、間違えないように気をつけたい。

2019年12月時点では世界最小&最軽量クラスという抜群の携帯性能

 PowerCore 10000 PD Reduxの前進であるPowerCore 10000なども発売当時世界最小&最軽量で話題となったが、この流れはPowerCore 10000 PD Reduxにもしっかり受け継がれており、2019年12月時点での世界最小&最軽量クラスとなっているため、他社製品に比べてモバイルバッテリーの本領である「持ち運び」に対して圧倒的なアドバンテージを有している。

容量10,000mAh帯では世界最小&最軽量(106×52×25mm・192g)であり、持ち運びするには最適

 モバイルバッテリーは基本的に「バッテリー容量=サイズ・重量」なので、10,000mAhという容量は携帯性から見てもちょうど良いサイズの製品が多く、その中でもPowerCore 10000 PD Reduxは世界最小&最軽量クラス(2019年12月時点)であり、旅行用とだけでなく日常の携帯にも負担をかけない。

 ただ、小型とはいえ丸みのあるボディは握りやすい形状ながら若干ずんぐりむっくりのため、鞄へ収納した時などに膨らみが目立ってしまうことも。
 収納時の膨らみなどが気になる場合は、ほぼ同性能でよりスリムな形状の「Anker PowerCore Slim 10000 PD」がお薦め。

 PowerCore 10000 PD Reduxとの性能的な差はほぼ無く、主な違いはサイズと重量。PowerCore Slim 10000 PDの方がより薄くスマートになっているが、サイズ的には若干大きくなっているため、重量も約212gとその分増している(PowerCore 10000 PD Reduxは約192gと約10g差)。
 しかしスリムになっている分鞄などへの収納性は向上しており、またスマホと重ねて持ち歩くことも容易となっている。PowerCore 10000 PD Reduxとどちらがより自分の用途に適しているかで選ぶとよい。

Anker PowerCore 10000 PD Redux 開封の儀

 それでは恒例の開封の儀。

 外箱。写真だと少し分かりにくいが、箱表面の絵柄は何とエンボス仕様。

 側面の方が浮き彫りになっている感じが分かりやすい。外箱ひとつにここまで手を掛けて「魅せる製品」に仕上げているのは、最近の日本製品じゃなかなかお目にかかれない。もっと頑張ろうぜ日本……

 内容物はPowerCore 10000 PD Redux本体と、マニュアル類、そしてポーチとケーブル類。

 収納ポーチが付属しているのは嬉しいところ。ポーチには本体とケーブルが同時に納められる容量がある。

Anker PowerCore 10000 PD Redux モバイルバッテリー本体をチェック

 PowerCore 10000 PD Reduxをじっくりと眺めてみる。

PowerCore 10000 PD Redux本体表面加工

 モバイルバッテリー「PowerCore 10000 PD Redux」本体。形状は丸みを帯びた持ちやすい曲面デザインが採用され、さらに表面には滑りにくいストライプメッシュ加工が施されていて、見た目の高級感もある。

PowerCore 10000 PD Redux側面のUSB端子の種類

 出力ポートにはPower Delivery対応のUSB-C(入出力兼用・最大18W入出力)とPowerIQ対応のUSB-A(最大12W出力)が用意されており、2台の接続機器に同時にフルスピード充電が可能。

PowerCore 10000 PD Redux本体背面

 背面には製品名及びスペック概要などの記載がある。2019年2月1日以降に表示義務が課されたPSEマークもきちんと表示されている。

PowerCore 10000 PD Redux実測重量は193g

 PowerCore 10000 PD Redux実測重量は193g。カタログスペック重量が192gのため十分に許容範囲。

Anker PowerCore 10000 PD Redux 付属品確認

 次は付属品を確認していく。

ケーブルはUSB-C&USB-Cケーブルが1本付属するが、詳細なスペックは不明

PowerCore 10000 PD Redux付属のUSB-Cケーブル

ケーブルはUSB-C&USB-Cケーブルが1本付属。残念ながら両端子がUSB-C形状であること以外のケーブルスペックは不明だが、Power Deliveryには対応している模様。
 ケーブル素材はありきたりなテカりが強いビニール製。長さは0.9mと標準的でPD対応ということもあり実用的には十分だが、こだわりがあるならケーブルは別途必要なスペックを満たすものを購入しても良いかもしれない。

 上記ケーブルはかなりオーバースペック気味だが、Power Delivery対応かつ最大100W(5A)まで安全かつ安定した出力をサポートしているため、安心して使用することができる高品質ケーブルとなっている。もちろんその分高価だが……

 一番お薦めなのは、私も愛用している上記のUSB-Cケーブル。価格は5A対応ケーブルの約半額の1,200円程度とリーズナブルで、ケーブルには二重に編み込まれた高耐久ナイロンが使用されているので、赤い見た目と合わせて高級感もバッチリ。
 Power Deliveryの電力供給規格も3A(60W)まで対応しているので、PowerCore 10000 PD Reduxで使用する分には必要十分なスペックがある。

マニュアルは必要最小限

 PowerCore 10000 PD Reduxにはマニュアルが付属しているが、

 内容はスペック表や簡単な注意事項などといった項目のみなので、使用する分には読まなくても特に支障なし。

Anker PowerCore 10000 PD Reduxで実際に機器の充電を試してみる

 それではいよいよPowerCore 10000 PD Reduxでの充電を試してみる。

 まずはいきなりPowerCore 10000 PD Redux最大のウリである、USB-CケーブルでのPower Deliveryによる高速給電を試してみようかと。

 ……の前に、まずはPowerCore 10000 PD Redux自体の充電から。USB-C端子がPowerCore 10000 PD Reduxの充電用入力端子も兼ねていて、PD対応の急速充電器と接続すれば当然Power Deliveryによる高速充電が可能。

PD対応の急速充電器を使用すれば、PowerCore 10000 PD Reduxは約3.5時間で満充電可能
PD非対応の充電器の場合、満充電には約9時間かかるので要注意!

 またPowerCore 10000 PD Reduxには4つのLEDインジケーターが実装されており、本体充電時はあとどの程度で満充電できるか確認でき、接続機器への給電中はバッテリー残量が分かるようになっている。
 バッテリー残量の目安はLEDインジケーターは全部で4つのため、ひとつあたり約25%となる。あくまでも大まかな残量確認だが、デジカメなどのバッテリー残量インジケータよりかは細かく確認できる(笑)

スマホへのPower Delivery充電は、接続する全機器が対応している必要あり

 まずは愛用のスマホ、Xperia XZ3へのPower Delivery充電を試してみる。

Xperia XZ3へPower Delivery充電

 注意したいのはPower Delivery充電を行う場合、充電器側、ケーブル、充電する機器の全てがPower Deliveryに対応している必要があるという点。今回はモバイルバッテリー、接続ケーブル、そしてXperia XZ3全てのPD対応を確認済みなので問題なし。

 Power Deliveryによる高速充電は確かに早く、普通のUSB端子でのコンセントからの充電と比べてバッテリー残量の%表示が上がっていく速度が目に見えて違う。正直スマホに余計な負担掛けてんじゃないかと不安になるぐらい(笑)

 ただ、Power Deliveryは外出前に充電を忘れていたことに気付いた場合などには非常に有効な機能だが、就寝中にゆっくり充電するといった場合は、特に必要のない機能と個人的には思う。
 モバイルバッテリーはその特性上外出先での緊急の充電に使うことが多いため、当然ながらPower Delivery機能の有無は非常に重要と思われるが、自宅など落ち着いた環境では必ずしも必須の機能ではないかと……

Power Deliveryは充電を忘れていた時や、外出先での緊急充電時に本領を発揮する機能
自宅での就寝前など、充電時間に余裕のある環境においては必ずしも必須の機能ではない

 まぁ自宅での充電にモバイルバッテリーを使う事ってあんまりないと思うけど……

小型機器への充電に適した「低電流モード」で、機器に負担を掛けずに充電可能

 PowerCore 10000 PD Reduxが従来のPowerCore 10000などから進化した点のひとつに、「低電流モード」を実装したのが挙げられる。

 これはBluetoothの無線イヤホンやスマートウォッチなどの小型機器への充電に適したモードで、電源ボタンを2秒程度長押しあるいは2回押しすることでモード切替が可能。モードを切り替えるとLEDインジケーターのひとつが緑色に点灯するので視覚的にもモード切替中と判別できる。

 低電流モードは小型機器に過電流を流してダメージを与えるのを防ぐことが可能なので、旅行先での充電には重宝する機能のひとつ。実際に愛用のAfterShokz TREKZ AIRの充電に大いに役立った。

2台の機器への同時充電も高速にこなす万能性は非常に有用

 PowerCore 10000 PD Reduxは、PD対応のUSB-C端子とPowerIQ対応のUSB-A端子のふたつを備えており、バッテリー残量さえ十分なら2台の機器へ同時に、しかもそれぞれ高速に充電を行うことが可能となっている。

2台の機器へ同時充電

「Power Delivery」が規格化された汎用技術であるのに対し、「PowerIQ」はAnker独自の技術で、端子に接続された機器を自動的に検知して、その機器に適した最大速度での充電を可能にする電流を送るというもの。

PowerIQは機器を自動検知し、最大5V=2.4A(12W)範囲での適切な電流で充電してくれる機能

 上記写真ではPD対応のUSB-CにはスマホのXperia XZ3を接続し、PowerIQ対応のUSB-AにはタブレットのNexus7を接続しており、かなり昔(2013年)の機器であるNexus7にも、PowerIQが自動判断して最適な電流を送って充電してくれている。

 2台の機器を接続した場合出力は合計18Wまでに制限されるが、それでも十分な速度での充電が可能。

 また、PowerIQで自動検知したよりもさらに電流値を抑えたい場合にが上記で紹介した「低電流モード」もあるため、まさにあらゆる機器にオールマイティに対応できる機能が備わったモバイルバッテリーとなっている。

総評:Anker PowerCore 10000 PD Reduxは初めてのモバイルバッテリーにも最適

 PowerCore 10000 PD Reduxはバッテリー容量、サイズ、重量、見た目、携帯性、使い勝手の全てにおいて絶妙にバランスが取れた。まさにオールマイティというに相応しいモバイルバッテリーとなっている。

 PD対応の機器はUSB-C端子で、PD非対応の機器でもPowerIQ対応のUSB-A端子で高速に充電可能なため、接続する機器に対応したケーブルさえ携帯しておけば旅行中のバッテリー切れの不安からはほぼほぼ解消される。

 ひとつだけ注意したいのは、PowerCore 10000 PD Redux自体を充電するためにも、Power Deliveryは必須という点。厳密には必須ではないが、PD非対応の場合9時間という下手をすれば就寝時間だけでは賄えないほどの結構な時間がかかってしまう。

 そのため今回旅行のためにPowerCore 10000 PD Reduxを購入すると同時に、

 旅行先にも携帯可能なPD対応急速充電器を購入。Anker PowerPortⅢ miniは厳密にはPower Delivery対応ではなく、Power DeliveryやQuick Chargeなどの高速充電技術と互換性のある「PowerIQ 3.0」を搭載しており、これによりほぼ全ての機器に対して最大30Wでのフルスピード充電が可能となっている。

Anker PowerPortⅢ mini背面

 しかもAnker PowerPortⅢ miniは折りたたみ式プラグ式のため、一般的な30W出力の充電器と比較して約30%の小型化を実現していて携帯性にも優れるなど、まさにPowerCore 10000 PD Reduxと共にあるために存在するかのような急速充電器となっている。

 PowerCore 10000 PD ReduxとPD対応USB-C&USB-Cケーブル、そしてPD(あるいはPowerIQ 3.0)対応急速充電器を揃えて携帯しておけば、旅行先での機器への充電の不安は綺麗に解消されること間違いなし。
 ……が、このいずれかを持ち忘れたりした場合は結構悲惨なことになりかねないので、購入するだけで満足するのではなく、忘れぬようしっかり携帯するように……忘れ物の多い自分への自戒として(笑)

 一応Ankerの製品類はジョーシンやビックカメラ、ヨドバシなどの家電量販店でも入手可能なのだが、実店舗だと結構お値段高めなのよね……

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