PORTER HEAT のメッセンジャーバッグが欲しくて堪らない件について
吉田カバンのオリジナルブランド「PORTER」。「HEAT」はその中のシリーズのひとつだが、最近この HEAT シリーズのメッセンジャーバッグが気になって仕方が無い。
というのも外出時に小型のショルダーバッグをいつも使用しているが、ちょっと多めの買い物をした時にはこのショルダーバッグでは容量が不十分なことが多々あるからだ。
かといってザックを持ち出すのは少しばかり容量が多過ぎるし、バッグふたつを持ち歩くのは邪魔になる……ちょうど現在使用している小型ショルダーバッグとザックの中間に位置する容量のバッグが欲しいと考えていた。
そこで白羽の矢が立ったのが吉田カバンの PORTER。POPRTER HEAT のワンショルダーバッグは現在愛用しており、その品質については疑いないし、何よりバリスタナイロンによるあの渋いデザインが超好み。
前々から PORTER HEAT のショルダーバッグは気にはなっていたが、それがここ最近の愛用ショルダーバッグの容量不足の不満で一気に購入したい気持ちが MAX になってしまったわけだ。
PORTER HEAT のショルダーバッグは大別して3種類
さて、気になる PORTER HEAT のショルダーバッグだが、調べていく内に HEAT シリーズのショルダーバッグには形状の違いで3種類あることに気付いた。
PORTER HEAT SHOULDER BAG(品番:703-06973)
まずはこのフラップタイプのショルダーバッグ。バッグ開口部は開いたままでフラップを開けるだけでアクセスできるため、出し入れがし易いのが利点。
ただフラップ部はマジックテープ止めのため、フラップを開けただけで中身を出せるということは中身を落としやすいということでもある。使った感じマジックテープの強度はかなりあるのでその心配は少ないと思われるが、心配性な人には向かないかも。
あと、そのアクセスのし易さゆえに防犯性や防水性が弱いという欠点も。
ただ普通に使用する分にはそれらはあまり気にする必要はなく、使いやすさという点ではダントツに良い。HEAT シリーズ共通のマグライトやヌメ革キーホルダーもちゃんと付いてくる。
サイズは現在使用中の小型ショルダーバッグよりひと回り大きく、まさにベストサイズ。ちょっとした買い物や町歩きに非常に役立ちそう。
PORTER HEAT SHOULDER BAG(品番:703-07969)
お次は開口部がファスナータイプのオーソドックスなショルダーバッグ。何故か実店舗ではフラップタイプよりもこっちの方が置いてある率が高かった。
こちらの利点は開口部がファスナーのため、防犯性が高く防水性もフラップタイプより良い点。物を簡単に出し入れできる扱いやすさは若干劣るが、バッグの基本は元々こっちなので特に気にならない。
収納性についてはフラップタイプのショルダーバッグよりも若干小さめなので、趣味の一眼レフなどをインナーバッグごと入れたりするのは難しそうだが、それ以外の用途には一切問題なさそう。
日常使いではなく旅行なども視野に入れるなら、内容物がきっちりとガードできるこっちの方がいいかも。
PORTER HEAT MESSENGER BAG (L)(品番:703-07967)
最後は形状は似ているが、ショルダーバッグではなくメッセンジャーバッグ。ロードバイクに乗っている人が背中に背負っているアレ。
形状はフラップタイプのショルダーバッグに近いが、こちらはフラップ部をマジックテープではなくバックルでしっかり固定するタイプのため、中身が落ちる可能性がさらに低くなっている。
メッセンジャーバッグの機能としてベルト長の調節が容易になっており、普通のショルダーバッグとして使用することも、ロードバイクでメッセンジャーバッグとして持ち歩くことも可能。
難点はメッセンジャーバッグによくあるずり落ち防止のサブストラップが付いていないことと、価格帯が他の2点に比べて4千円ほど高いということ。
しかしながらロードバイクに乗る身としてはこのメッセンジャーバッグは非常に魅力的で、上記の他のバッグよりもサイズが大きく一眼レフも収納容易のため、ジテ×カメスタイルによる遠出も容易というのが何より良い。これなら日常使いも旅行での使用もどちらも過不足なくこなせそう。
ただコイツだけは実店舗で見たことないので、実際の使用感がどんなものか中々判別し辛い……少々特殊とは言え普通のショルダーバッグとそんなに差はないはずと思うが……
もし実物に触れて問題ないようなら、現時点ではこれが購入候補ダントツ No.1。
バッグは用途に分けて複数持つのが幸せなのだと割と最近気付いた
知ってる人は知ってるそんな常識、つい最近まで気にすることなかったよ……学生時代なんてどこ行くでも何するでも、普通のアディダスのリュックひとつで中学から大学卒業まで貫き通していたのに(笑)
ある程度歳を取ってくると、どうしても「大は小を兼ねる」が通用しづらい部分が出てくるので、目的に合ったバッグを複数個所有して使い分けるのがファッション面だけではなく身体負担面でも大きな影響があることにようやく気付くことができた。
今回は PORTER HEAT シリーズがお気に入りだったためこれを紹介したが、必要十分の機能さえあればどんなブランドのどんなデザインのリュックでも無問題。自分の好みに一切妥協せずに選ぶのが長く無駄なく使い倒すコツなのではないかと。