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Giga 対応スイッチングハブを求めて

投稿日2017年2月11日

 先日の LAN ケーブル交換の一件で色々と自宅のネット通信環境回りを再点検したところ、現在 LAN 内に設置、使用中のスイッチングハブの内ひとつが未だ 100BASE-TX(10/100Mbps)のままだったことが発覚。

 現在このハブに接続している機器はどれも通信速度が 10/100Mbps で事足りるものばかりなので問題ないと言えばないが、このハブ自体既に10年近く稼動しているシロモノのため、さすがにそろそろ買い換えを検討しても良い頃……と言うわけで、今回は時期スイッチングハブ候補を探していきたいかと。

 ほぼノンストップで約10年も稼動し続ける耐久力抜群の BUFFALO のハブはまだまだ現役で活躍できそうではあるが、今後のことを考えるとやはり新ハブ導入はいつかは行わねばならぬこと。

 通信環境の安定は、重度のネット中毒者には必須の最優先事項だからねー。

まずは新スイッチングハブの導入条件を確認

 新たなスイッチングハブ導入のため、まずは現在使用中のハブのスペックから今後必要になりそうなスペックを出してみた。

  • 1000BASE-T(1000Mbps 対応)
  • ポート数は8ポート
  • 電源は内蔵でも AC アダプターでも OK
  • 筐体はできれば金属筐体

 条件としてはこんなところ。LAN ケーブル種類自動判別やらネットワーク障害検知やらその他の性能については最近のハブなら大抵は対応しているはずなので、それらについては都度確認していくカタチで OK かと。

1000BASE-T(1000Mbps 対応)対応が前提条件

 1000BASE-T 対応は今回の新スイッチングハブ導入の同期であり最低限の前提条件。というかこれ必要ないならそもそも現在のハブから買い換える必要性の 90% が消えるwww

 逆に言えば 1000BASE-T にさえ対応していれば、10G BASE-T 等のそれ以上の規格への対応はオーバースペックのため不要ということ。良くても 1000BASE-TX までで十分。
 大は小を兼ねるとは言えオーバースペックなハブは、それだけ高価となり余計なコストとなる。一般家庭の通信環境を考えれば 1000BASE-T で何ら問題ない。

 ただ、1000BASE-T 対応ハブと 10G BASE-T 対応ハブ、価格が同じならその限りではない(笑)

ポート数8ポートは必須

 今回ハブを買い換える理由がもうひとつあるとするなら、このポート数。

 現在使用中のハブは 5 ポート仕様で、設置している TV 周りのゲーム機や AV 機器全ての LAN ケーブルを接続するには足りていない状態にある。
 現状ではそれでも特に問題は無いが、やはり繋げるのなら全ての LAN ケーブルを繋いでおけるのに越したことはないため、買い換えるのなら十分なポート数を持つポート数8ポートのハブが必須条件となる。

電源は内蔵でも外部でも OK。ただ排熱効率を考えて筐体は金属製で

 現在設置しているハブは電源内蔵型の金属筐体だが、設置箇所は TV の裏となりスペース的にも余裕があるため、電源は内蔵ではなく嵩張りがちになる AC 電源でも特に問題はないし気にならない。
 しかしハブは24時間365日ほぼフル稼動で酷使する機材となるため、排熱効率を考えた場合やはり筐体は熱伝導率の高い金属筐体が望ましい。

 もっとも電源を AC 電源にして外部設置にすればその分ハブ内部に籠もる熱は減少するため、それほどシビアに金属筐体を求めなくてもいいのかもしれないが。

 では、これらの条件を基に条件に合致するスイッチングハブを見ていこうかと。

 あ、言い忘れたがもちろんお値段は可能な限りお安くなる方向で(笑)

安心安定のBUFFALO から「LSW5-GT-8NS」

 まずは現在使用中のスイッチングハブの同メーカー上位機種の位置付けとなる、BUFFALO の「LSW5-GT-8NS」をチェック。

 主なスペックは以下の通り。

対応規格 IEEE802.3ab (1000BASE-T)
IEEE802.3u (100BASE-TX)
IEEE802.3 (10BASE-T)
ポート数 8ポート
電源 内蔵 100V 50/60Hz
最大消費電力 4.9W
筐体 金属製
データ転送方式 ストア&フォワード
データ転送速度 1,488,095pps(1000BASE-T)
バッファ容量 256KB
スイッチングファブリック 16Gbps
MAC アドレス数 約 8,000
実装機能 Auto-Negotiation 機能
Auto-MDIX 機能
IEEE802.3x フローコントロール
ループ検出機能
EAPOL (IEEE802.1X)フレーム透過
BPDUフレーム透過
IEEE802.3az Energy Efficient Ethernet (EEE)対応
外形寸法 W180×D99×H30mm
重量 約 520g
取得規格 VCCI Class B

 恐らく一番安心かつ安定して使用できるスペックと実績を持つ BUFFALO のハブ。10年間フル稼動し続けてなお現在進行形で稼動し続けているというその信頼性は極めて絶大。
 実装機能については一部のみを抜粋したが、一般的な使用範疇における標準的な機能は全て網羅しており、普通に使用する分には一切不満のない性能となっている。

 BUFFALO のハブは標準的な機能しか持たないゆえに購入後は余計な設定等一切なしで LAN ケーブルを差し込むだけで使えるという手軽さも魅力であり、さらに他のメーカーにはない BUFFALO 製ハブの最大の強みとして、「一般的な家電量販店で入手できる」という点が挙げられる。

 後述する他比較メーカーのものはネットワーク製品メーカーとしては業界内でも有名かつ高性能なものばかりだが、如何せん一般的な家電量販店には置いていないため PC に詳しい人でないと馴染みがない以前に聞いたことさえないというメーカーばかり。
 対して BUFFALO は 多くの家電量販店で多種多様な製品が販売されているため、PC に詳しくなくても聞いたことぐらいはある人も多いであろうメジャーなメーカーとなっている。

 そのため BUFFALO 製のハブは、

  • 必要十分な性能と高い耐久力
  • 初期設定無しで購入後すぐに使用できる手軽さ
  • お求めやすい価格帯
  • 近所の家電量販店でも入手しやすい

 という、「お手頃」という意味では間違いなく No.1 のスイッチングハブとなる。実際長年 BUFFALO のハブを使用している身として何かデメリットを探そうとしても、それらしいデメリットは一切見えてこない。
 敢えて言うなら、まさに THE・無難 といった感じで面白みがない、という程度。でもそれは逆にメリットにもなったりするので欠点とは言い難い。

 結論から言ってしまえば、迷うのなら BUFFALO のハブを選んでおけばまず間違いない。一番無難なので(笑)

現在最も注目している NETGEAR の「GS108E-300JPS」

 NETGEAR(ネットギア) は 一般的な家電量販店では販売されていないため PC に詳しくない人には馴染みないメーカー名かもしれないが、ネットワーク製品関係では安定した高品質・高性能で業務用としては有名なメーカー。

 そのため購入するには Amazon 等のネット通販になってしまうが、コスパ的には非常に魅力的なものとなっている。

対応規格 IEEE802.3ab (1000BASE-T)
IEEE802.3u (100BASE-TX)
IEEE802.3 (10BASE-T)
ポート数 8ポート
電源 AC アダプター 100V 50/60Hz
最大消費電力 4.45W
筐体 金属
データ転送方式 ストア&フォワード
データ転送速度 11.9Mpps(≒1,488,095pps(1000BASE-T))
バッファ容量 192KB
スイッチングファブリック 16Gbps
MAC アドレス数 4,000
実装機能 Auto-Negotiation 機能
Auto-MDIX 機能
IEEE802.3x フローコントロール
ループ検出機能
BPDUフレーム透過
IEEE802.3az Energy Efficient Ethernet (EEE)対応
VLAN 機能
LAN ケーブル診断機能
外形寸法 W158×D101×H29mm
重量 約 510g
取得規格 VCCI Class A

 一見スペック的には BUFFALO 製ハブと大差なく、普通に使用する分には気にならないような細かな部分がわずかに異なっている程度。
 しかし NETGEAR のハブにはひとつ特筆すべき点があり、それは同価格帯のハブにはまず搭載されていない「VLAN」等の高度なネットワーク機能が搭載されているということ。

「VLAN」とは「Virtual LAN」の略であり、文字通り「仮想的な LAN 環境」を作る機能のこと。要はひとつしかない LAN 環境の中に、擬似的に複数の LAN 環境を構築するための機能となる。
 例えば VLAN 機能搭載のハブのポート 1 ~ 2 に接続した機器の所属 LAN を LAN 1、3 ~ 5 に接続した機器の所属 LAN を LAN 2 と分割し、LAN 1 に所属する機器は LAN 1 内でしか通信できず、同様に LAN 2 所属の機器は LAN 2 内でしか通信できないように設定することができる。

 これは主に企業等ビジネスネットワーク向けの機能で、普通に LAN を構築する場合あまり必要ないが、使いこなせれば何かと便利な機能でもある。あと面白そう(笑)

 他には LAN ケーブルの断線診断機能という先日の LAN ケーブルの一件にまさにうってつけの機能が搭載されていたり、ポートごとの通信量を確認できるモニタリング機能といったものまで搭載されている。

 十分な基本性能の上にこれだけの高度なネットワーク機能を搭載し、価格は BUFFALO の同性能帯のハブよりもわずかに高い程度なのだから、コスパとしては非常に高い製品と判断できる。

 さらに NETGEAR 製品の保証はライフタイム保証、つまり永久保証となっている。もちろん全ての製品がそうではなく電源部分は別保証等の制限もあるが、それでも永久保証というのはそれだけ自社製品に対する自信の程が窺える。

 そんな一見完全無欠の NETGEAR 製ハブだが、それゆえのデメリットがいくつかあり、

  • 一般家庭での LAN を構築するには無駄に多機能
  • 無駄に多機能な分、少々高価(総合的なコスパ自体はかなり良いが)
  • 高度な機能を利用するには初期設定が必要のため、利用までの敷居が若干高い
  • 家電量販店では購入できず、ネット通販での購入が主となる

 特にネックとなるのは「初期設定が必要なこと」と「基本的にネット通販での購入」の2点。PC にある程度詳しいのならどちらも問題ないが、PC に詳しくない人ならどちらもかなり苦になる項目。

 もし VLAN 等の機能を使わずにごく普通のハブとして用いるのなら BUFFALO のハブ同様 LAN ケーブルを接続するだけで手軽に利用できるが、それならわざわざ NETGEAR を選択する意義が薄くなる。

 NETGEAR のハブを選択する場合、付随する機能群をどう活用できるかが最大のポイントか。

NETGEAR からもうひとつエントリー「GS108-400JPS」

 お次は再び NETGEAR 製ハブをチョイス。型番は「GS108-400JPS」。上記で紹介した「GS108E-300JPS」から VLAN 等の高度なネットワーク機能を省いた、スタンダードなハブ。

 こちらは機能をスイッチングハブとして必要なものに絞り込んだ、シンプルイズベストを地で行くタイプ。

対応規格 IEEE802.3ab (1000BASE-T)
IEEE802.3u (100BASE-TX)
IEEE802.3 (10BASE-T)
ポート数 8ポート
電源 AC アダプター 100V 50/60Hz
最大消費電力 4.92W
筐体 金属
データ転送方式 ストア&フォワード
データ転送速度 11.9Mpps(≒1,488,095pps(1000BASE-T))
バッファ容量 192KB
スイッチングファブリック 16Gbps
MAC アドレス数 4,000
実装機能 Auto-Negotiation 機能
Auto-MDIX 機能
IEEE802.3x フローコントロール
IEEE802.3az Energy Efficient Ethernet (EEE)対応
外形寸法 W158×D101×H27mm
重量 約 500g
取得規格 VCCI Class B

 GS108E-300JPS に搭載されていた機能の多くを省いて必要最小限にした分、価格も随分と低価格に抑えられているのが特徴。
 最小限と言っても普通に使用する分には特に不都合があるわけではなく、ループ検知といった BUFFALO 製ハブにも搭載されている機能の省略も、家庭内 LAN 程度なら問題になることの方が少ない。

 NETGEAR 製ハブは欲しいが VLAN 等の高度な機能はいらない、というならこちらでも良いかもしれない。

 また上記で紹介した NETGEAR 製ハブはふたつともいわゆるビジネス用途のものだが、NETGEAR にはホームネットワーク用途のハブも用意されている。

 価格は8ポートハブでありながら驚異の2千円台になっているが、性能的にはビジネスモデルよりもいくつかの面で劣る上保証も3年間となっており選ぶ意味は小さい。

 それでも家庭用ハブとしては文句のない性能は十分に有しているため、価格優先で考えるなら十分選択肢に入る余地はある。

用途から見たベストバイはやはり BUFFALO の「LSW5-GT-8NS」か

 正直なところ NETGEAR のハブには非常に惹かれるところがあるが、新ハブの用途が結局の所ゲームや AV 機器の接続のため、VLAN 等の高度なネットワーク機能は一切必要ない。
 ……とするなら、やはり用途から見た最も意味と価値のあるハブは「BUFFALO LSW5-GT-8NS」に落ち着くこととなる。何とも面白みのない話だが、面白みがないというのはそれだけ質実剛健の定番ということか。

 もしこれが PC 周りを中継している我が部屋の LAN の中枢部分のハブというなら迷うこと無く NETGEAR 製ハブを選んでいただろうが……

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