【その名は】2018 年度最後に購入したのは第三の万年筆【ボルドー】
2018年度、平成最後の年(実際には 2019 年 4 月まであるけどw)に購入したのは、2018 年 にドハマりしてしまった万年筆、その 3 本目となるパイロットのコクーン。カラーは赤……じゃなくボルドーね。
今回の購入は万年筆を黒・青・赤のインク 3 色体制で運用したいと考えていたところ、丁度良くマルゼンで使用できる QUO カードと honto ポイントが貯まっていたことが後押しになったことによるもので、決して突発的な衝動買いではない(笑)
夏にやらかしたあれだけの散財は、同じようなシチュでもない限りしないだろうしね……
パイロット コクーン開封の儀
今回は半額セールじゃなくフツーに購入したので、しっかり箱入りだった。ゆえの開封の儀。
まずは外箱。前回の半額セール時は完全に剥き出し状態での購入だったから、これだけも高級感溢れてるwww
中にはプラケースに収められたコクーンの姿が。3,000 円という安価な部類にも関わらず、扱いはかなり良いよねコクーン……多分このプラケース撤廃するだけで 500 円は安くなるはず(笑)
コクーン本体。カラーは赤ではなくボルドー色。この深い色合いが良い感じ。
ペン先は既に所有しているカスタム74 やコクーンのブルー同様、細字(F)を選択。主な用途は手帳への書き込みなので、やはり細字が一番使いやすい。
今回の目的は万年筆の 3 色運用体制を築くこと。カスタム74 は黒インクとして、ならばやはりコクーンのブルーには青インク、ボルドーに赤インクという運用が、見た目にも一番分かりやすくしっくり来る。
カスタム74 及びコクーン 2 本のインク入れ替え作業開始
ではそれぞれのインクを入れ替えていく作業を開始。要は現在カスタム74 に飲ませている色彩雫【紺碧】をコクーンのブルーに、現在コクーンのブルーに飲ませている色彩雫【紅葉】をコクーンのボルドーに飲ませるという、いわゆるドミノ移植的な作業となる。
コクーンのブルーに飲ませていたインクは、ちょうどよく中身が空になったところ。色彩雫【紅葉】を飲ませていたコンバーターはそのままコクーンのボルドーに移植し、コクーンのブルーには新たに購入したコンバーターを入れて色彩雫【紺碧】を飲ませるようにすればペン先の洗浄だけで済むので、コクーン間の入れ替え作業はかなり楽になる。
問題はカスタム74。こいつのコンバーターは大容量のためかまだまだ残っているのよねインク……廃棄するのは勿体ないけど、古いインクはインク瓶に戻すのはタブーというのが定説。仕方が無いけど廃棄するか……
今回の洗浄には通常通りのぬるま湯漬け置きだけなく、試しにシリンジを洗浄に使用してみた。本当はこちらのブログで紹介している方法をやってみたかったが、よくよく考えれば手元に空のカートリッジがないため無理じゃんwwwと気付いた。
しかしながら空のカートリッジをピペット代わりにして効率的に万年筆を洗浄するというのは非常に良いアイデア……ということで何か代替できる方法がないと探していたところ、手元にあるシリンジに気付いたわけで。
その効果はかなりのもので、細いコンバーター内も強い水圧を送り込んで短時間で強制洗浄可能。まぁ新品じゃないので多少の汚れが残るのは仕方が無いけど……
ペン先の洗浄効果はさらに顕著で、漬け置きの場合数時間 ~ 1 日はかかるところをあっという間に綺麗にすることができた。
これで 1 日待つことなく、インクの入れ替え作業の準備完了。しかしここでふと考えてみると、
コクーンブルーのコンバーターとペン先、そのままボルドーに移植すれば良かったんじゃね?
そうすりゃ洗浄するのはカスタム74 だけで済んだわけで……
……まぁ……いくら同規格でも、徒にペン先変えるのは良くないよねってことで……
黒・赤・青のインクを飲ませて 3 色体制を確立
ではいよいよそれぞれの万年筆にインクを飲ませていくことに。
コクーンのブルーには色彩雫【紺碧】を、そして今回新たに購入したコクーンのボルドーには色彩雫【紅葉】を、それぞれ飲ませていく。
カスタム74 には、取りあえず万年筆購入時に付属していた黒のカートリッジインクを使用することに。
これについてはカートリッジインクを余らせておくのはもったいないと考えたことと、カスタム74 に飲ませる黒インクをどれにするか、まだ決めかねているから。
現在の有力候補は色彩雫の【竹炭】あたりだが、例えば他にもセーラー万年筆の「極黒」やモンブランの「ミステリーブラック」なんかもちょっと気になってる。
しかしよく「インクは万年筆本体のメーカーと同じものを使用すること」と聞くが、果たしてそれを遵守した方が良いのだろうか……迷う……
これからは万年筆 3 本体制で
これで黒・赤・青の 3 色・3 本体制となった我が万年筆事情。ただ他にも使いたいインク色はたくさんあるので、そうした場合他の万年筆ユーザーはどうしてるんだろうか……まさか新色ごとに……?
今のところそこまでする気はないが、まさかこんなに万年筆にハマるとは自分でも思っていなかったので、この先どうなるかまでは自分自身に自信が持てない(笑)
ただやはり万年筆を日々使っていこうと思うと何らかの目的がないと難しいので、これからは万年筆を有効活用する方法も考えていきたいかと。
現状は手帳への記述に主に使用するようにしているが、それだけだとどうしても使用頻度が上がらないので……