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腕時計 CASIO OCEANUS Manta OCW-S2400B-1AJF 購入

投稿日2013年11月23日

 少し前からアナログタイプの腕時計が欲しいと思い情報収集はしていたが、今回色々と都合が重なって少々予定よりも早く購入することに。
 購入したのはカシオ「OCEANUS(オシアナス)」ブランド最上位である「OCEANUS Manta(オシアナス マンタ)」の、この11月に新発売されたばかりの通称「ブラックマンタ」とも呼ばれる「OCEANUS Manta OCW-S2400B-1AJF」。

 この 11 月にはマンタシリーズ 2013 年度版 NEW モデルとなる OCW-S3000 シリーズも同時に発売されたが、これは 12 年度版モデルの OCW-S2400 シリーズのカラーバリエーションとなる。
 当然新モデルの方が各機能も向上されてデザインも一新されているのだが、あえて旧モデルのカラーバリエーションを選んだのにはそれなりの理由というか個人的こだわりがあったりする。

 毎度恒例の開封の義と簡単なレビューも合わせて、そこら辺をつらつらと述べていこうかと。

 個人的なこだわりなど他者にとってはどうでもいい話だろうが、こだわりである以上はやはり他人に聞かせて自慢したいので(笑)

OCEANUS Manta OCW-S2400B-1AJF 開封&レビュー

 それではまずは開封から。とは言ってもすでに店頭にてバンド調整のために一度開封しているので、再度詰め直してからの撮影だが。

 内容物は腕時計本体とそこそこの厚みの説明書と保証書など、無駄なく必要最小限。

 さすが 10 万円超の腕時計はケースにも高級感が漂っている……ちなみに現所有のカシオの PROTREK(約 4 万円)の時はごく普通のプラスチックケースだった。

 クッションの下には調節の際に取り外した金属バンドの駒が。

 ケースより取り出す。「ブラックマンタ」との名称だが、実際には真っ黒ではなく全体的に深みのあるガンメタルっぽいカラーとなっており、非常に高級な質感となっている。

OCW-S2400B-1AJF 購入の決め手は白蝶貝製のローマインデックス

 真正面より。文字盤はブラックで全面がソーラー充電部位となっており、ベゼルやインデックス、針部分等を縁どるオシアナスブルーとブラックでまとめられたデザインは、オシアナスのコンセプトである「深海」を何よりも正しく表現していると感じる。

 文字盤の配置は NEW モデルの OCW-S3000 シリーズとは異なり従来の S2400 シリーズ通りだが、個人的には整然とし過ぎている感がある S3000 シリーズよりも S2400 シリーズの配置の方が好みだった。
 ただ 24 時間計のデザインや曜日部分等のカラーリングは S3000 シリーズの方が好みだったりするため、全部が全部期待通りとはいかないのが悩み所でもあるが、そこは妥協と慣れの問題であるかと。

 最新の S3000 シリーズではなくこの OCW-S2400B モデルを選んだ最大の理由、それがこの白蝶貝製のローマインデックスだったりする。
 上質な高級感を醸し出すローマインデックスが使われているのはオシアナスの標準ラインナップの中では 3 針モデルのひとつだけで、最上位のマンタシリーズでは 12 年度の限定生産のものしかなかったのだが、ここにきてマンタの標準ラインナップにローマインデックスタイプが加わったのだから、もうその瞬間からこれしかほぼ眼中になかった(笑)

 オシアナスとよく比較されるセイコーの「ブライツ」やシチズンの「アテッサ」等にもローマインデックスのものはあったが、文字盤とのバランスやデザインでの比較で一番個人的に好みだったのがこのオシアナスのものだった。

 電子リューズ部分。限定モデルのようにサファイヤで彩られてるわけではないが、それでもシンプルかつスマートなデザインで十分満足の行く質感。
 本体部分はかなり薄く仕上がっており、重量は 89g と非常に軽量。ガラス部分は両面無反射コーティングのデュアルカーブサファイアガラス製で、ベゼルやバンド部分は耐摩耗性に優れた DLC(非晶質カーボン高質膜)処理のため、全体的に傷が付きにくいのも大きな評価点。

 ベゼル同様 DLC 処理を施されているため、耐摩耗性に優れたバンド部分。チタン製のため軽量かつ丈夫で、一見ブラックカラーのため単調にも見えるが、よくよく見ればバンドのデザインも下位のオシアナスシリーズとは異なり、こだわりが見られるマンタシリーズ専用のデザインになっているのが分かる。

 バンドは 3 コマ構成で、通常のコマと、通常の半分の大きさの半コマのものが存在するため、手首に合わせた微調整が効きやすい。
 これまで愛用していたプロトレックのように質実剛健であることを第一とした 1 コマ構成のものも好きだったが、やはり品質感という面においてはこうした複数のコマによる構成の方が良い感じだ。

 外側のふたつは立体的なデザインとなっており、内側のひとつは中央に別素材のメタルを挟み込むことでライン上の模様を形成している。
 このライン部分はわずかに下がった立体形状になっているためデザインとしての視認性には優れており、しかし同時に若干汚れが溜まりやすいという欠点もあるが、まぁこれは立体部分全般に言える欠点でもあるか(笑)

 裏蓋部分には大きく「OCEANUS」のロゴマーク等が彫り込まれており、普段は見えないことがもったいなく感じるぐらいに良いデザインになっている。

「MADE IN JAPAN」の文字はさりげないながらも最大のアピールポイントだとも思う。今回探していたのは基本的にセイコーやシチズン等の国内メーカーの時計で、その中で最も気に入ったのがコレだった。
 別に海外メーカーが嫌いあるいは悪いというわけではないが、海外ブランドはその由緒ある歴史のためか日本ではヘンに奉られている感があり、その超強気な価格設定もあってどうしても敬遠傾向にあったので……

総評:高い買い物だったが痛いとは感じない、納得のいく 1 本を所有できたことに満足

 今回 OCW-S2400B-1AJF を購入したのは地元のジョーシンの時計コーナーの「MEGA WATCH」にて。理由としてはネット最安値と店頭価格はほぼ差がなかった(誤差数百円程度)ことと、バンド調節などの店頭サポートの必要性を感じたこと、そしてやはり高額な買い物は店頭の方が安心感があることなどから。

 今回は母親の腕時計(シチズン)も同時購入することで我ながらかなり執拗な値引き交渉を行い、Joshin Web では 10% ポイントがつくことなども含めて徹底的に攻め込み、最終的に貯まっていたポイントを併用することで母親の時計と合わせて店頭表示で合計約 22 万円のところを約 16 万円まで値引きしてもらった。OCW-S2400B-1AJF 単体で見ると、ネット最安値を大幅に下回る約 11 万円にまで値引いてもらったことに。

 ……というよりも今回は実は母親の誕生祝いの腕時計購入が目的だったところが、何をどう間違えたか「同時購入するからもっと値引きして」という母君様の交渉の結果、自分の分も購入する羽目になったわけで(笑)
 一回の支払金額は予定を大幅に超える出費となったわけだが、トータルで見れば予定外に安価に購入できる結果となったので、まぁ結果オーライということで……

 ネット上では何故か批判されることも多いオシアナス(というか「カシオ」という時計ブランド)だが、普段身につけるものは価格ではなくデザインや実用性等、自分が本当に「気に入っているか否か」が何より重要だと思うので、周囲の意見や価値観ではなくあくまで自分自身がどう感じているかで決定するのが後悔のない選択かと。
 そういった意味では今回購入したこの「オシアナス マンタ OCW-S2400B-1AJF」は特にデザイン面で非常に気に入っているので、10 万越えの時計購入は初経験だったものの、良い買い物だったと思う。

 機能面については標準の時計機能は問題なしとして、それ以外のデュアルタイムやストップウォッチ等の付加機能については、ほぼお世話になる機会がないのであえて触れないでおく(笑)

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